今注目のアプリ、書籍をレビュー

聞かれたから答えるんだ! 大ブームのネットサービス「ザ・インタビューズ」って?

2011年9月12日 11時00分

ライター情報:とみさわ昭仁

このエントリーをはてなブックマークに追加

「ザ・インタビューズ(THE INTERVIEWS)」を開発、運営しているのは、レンタルサーバーのロリポップやJUGEMブログなどでもお馴染みの株式会社paperboy&co.(通称ペパボ)。この会社は新規プロダクト開発のために定期的に「お産合宿」というものを行なっていて、この「ザ・インタビューズ」もそこから生まれたものなんだそうだ。いいもの産んだね。

[拡大写真]

自意識過剰な時代。誰もが自分のことをしゃべりたがっている。誰もが自分のことについて聞かれたがっている。そして、誰もが誰かのことを知りたがっている……ってことはないな。どこの誰かもわからない人間のことは、別に知りたくはない。でも、知りたいひとがいるなら、聞くことができる。そんな気持ちに応えるように開発されたのが、新しいネットサービスの「ザ・インタビューズ(THE INTERVIEWS)」だ。

インタビューというのは、著名な作家やタレントなどに対して、雑誌の記者やテレビのレポーターなどがするもの、とこれまでは相場が決まっていた。ところが、誰もが自由に質問したり質問を受けたりできるということで、「ザ・インタビューズ」は登場するなりあっという間に話題になり、どんどこ利用者が増えている。
新しいネットサービスはとりあえず試してみる派のわたしも、さっそくアカウントを登録してみた。質問の回答を見るだけならアカウントを持ってなくてもできるけど、誰かに質問をするためには、アカウントが必要なのだ。

登録に必要なのは、アカウントIDとメールアドレス。それにパスワードを決めるだけ。その後、プロフィール設定で表示用の名前や職業など、より詳細なデータを設定することができる。twitterやfacebookのアカウントをもっていれば、それと連動させることもできる。

自分のページができると、最初に「どんな学生時代でしたか?」とか「座右の銘は?」といった無難な質問が3つ用意されている。これのおかげで、アカウントを登録したはいいけれど誰からも質問されずに虚無空間に放り出される、というようなことにはならない。ただし、そこから先は自分次第だ。twitterでつぶやいたり、質問に答えた項目をtwitterやfacebookに連動させたりして、自分が「ザ・インタビューズ」を始めていることを広く友人知人に知らせよう。
そうして、友達同士で質問したり、されたりを繰り返していくうちに、だんだんインタビューの深みにはまっていく、というわけだ。

いま、ネットでは実名主義という考え方が出てきていて、facebookなんかでも実名じゃないとアカウントを削除されたりするらしい。でも、この「ザ・インタビューズ」では、匿名でもまったく問題なくアカウントを作成することができる。ただ、それでは「ザ・インタビューズ」のおもしろさは半分もわからないだろう。

ライター情報

とみさわ昭仁

1961年生まれ。ゲーム開発、映画評論、コレクター研究、古本屋店主、スカジャン制作、DJなど。神保町特殊古書店マニタ書房は、不定休で週のうち半分くらい営業。

URL:akihito tomisawa index

注目の商品