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福島の夏、ゲーム制作の夏「福島GameJam」レポ

2013年8月15日 11時00分 ライター情報:小野憲史

メイン会場の一つ、南相馬市会場ではプロアマ約60名が参加して、「JUMP」をテーマにゲーム作りに挑戦!

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「福島でゲームを作ろう!」

そんな熱い思いでスタートし、3回目を迎えた「東北ITコンセプト 福島GameJam」。NPO法人国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)が主催し、福島県南相馬市と国際ゲーム開発者協会東北(IGDA東北)の共催で、今年も8月3日(土)、4日(日)に開催されました。早くも動画がYoutubeにアップされていますので、まずはそちらをチェックいただきつつ、深掘りレポートをしてみたいと思います。

「ITやゲーム産業創出に向けた若年層の人材教育」「被災地の今と復興の取り組みに関する情報発信」「広域ITクラスター実現の礎を構築」を目的に2011年にスタートした福島GameJam。あ、GameJamというのは、さまざまな経歴の参加者による即席チームが、特定のテーマに基づいて、音楽のジャムセッションのように、短時間でゲームを作るイベントのこと。世界最大級のGlobalGameJamを筆頭に、今やさまざまな規模のGameJamが世界中で開催されています。福島GameJamでも1泊2日、30時間でゲーム作りに挑戦しました。

もっとも、今年の福島GameJamはひと味もふた味も違う! まずメイン会場がこれまでの南相馬市だけでなく、新たに郡山市でも開設され、福島県下で広域開催となりました。協賛企業によるゲーム開発ツールの事前セミナーも実施。県や市町村の後援が入って、子ども向けのワークショップなども充実しました。総参加者数も4カ国14会場で520名以上となり、一気に3倍に拡大。昨年度の台湾に加えて、今年は新たに南米コロンビアとチリでも地元のIGDA支部を母体にサテライト会場が発足し、国際色豊かなGameJamとなりました。もちろん、昨年に引き続いて地元の高校生も参加しましたよ!

当日はそれぞれの会場をインターネットでつないで、会場の様子を紹介し合ったり、4カ国の代表がゲーム作りについて議論しあったり。さまざまな交流が行われました。そもそもコロンビアやチリにゲーム開発者がいる、なんて知ってました? いまやノートPCとスマートフォンとインターネットさえあれば、どこでもゲームが作れて、世界中で販売できる時代です。そのきっかけ作りとして、GameJamが利用されているんですよ。いやー、地球ってどんどん狭くなっているんですね。

また夜行バスで行く南相馬会場と違い、郡山会場では東京から新幹線で往復できるとあって、こちらに参加したプロのゲーム開発者もけっこう見られました。

ライター情報

小野憲史

主夫ときどきゲームジャーナリスト。趣味でNPO法人IGDA日本代表

URL:Twitter:@kono3478

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