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日本は同人ゲームで完結しているのか。東京インディフェスティバルの成果

2015年6月1日 10時50分 ライター情報:小野憲史
秋葉原UDXで5月8日から10日まで開催された東京インディフェスティバル(TIF)2015。東京で初めてとなる本格的なインディゲームの展示会で、大きな盛り上がりを見せました。本イベントはまた、著名インディゲームクリエイターのパネルディスカッションや、ツール&ミドルウェア会社の技術講演なども実施され、インディゲームをビジネスとして盛り上げようとする試みも見られました。

約5ヶ月間でゼロから立ち上げた



イベントを主催したのはIPCアドバイザーズで、日本のインディゲーム開発者をサポートしています。展示会が一段落した今、チーフ・オーガナイザーのアレキサンダー・デ・ジョルジョに全体を振り返ってもらいました。
イベントをゼロから5ヶ月で立ち上げたアレキサンダー・デ・ジョルジョ。こう見えても(?)イタリア語・英語・日本語が堪能な国際ビジネスマンだ。

──イベントを終えての率直な感想を教えてください。

今ちょうど「ふり返り」をやっている最中です。自己採点で言えば75~80点くらい。初めてのイベントだったにもかかわらず、いろいろな点で想像以上にうまく行きました。出展者数は92団体で、一般来場者は1400人くらい。メディアなども含めれば、合計で2000人近くが参加してくれましたしね。規模もさることながら、開かれた感じのイベントにしたくて、そこが良かったです。

──ゲームイベントは東京ゲームショウをはじめ、いわゆる「クール」な雰囲気を演出する傾向にありますが、TIFは会場の特性か、あっけらかんとして明るかったですね。

そうそう。そこはまさに狙い通りでした。通りすがりの方がふらっと覗いてくれるようなイベントにしたかったんです。

──日本のイベントにもかかわらず、国際色が豊かでしたね。

そうですか? 海外出展者は29団体で、中にはQ-Gamesや17bitのように日本在住の外国人による出展もあったので、そんな風に思えたのかもしれませんね。あとはボランティアスタッフで外国人が多かったのも、そういった雰囲気を醸し出していたのかもしれません。実はみんな、フリーランスのゲーム翻訳者で、イベントを手伝ってくれたんですよ。

──なるほど、合点がいきました。メディアの露出も多かったですね。自分もパネルディスカッションを取材させていただきました。

おかげさまで、全部で36媒体に取材してもらえました。最初は問い合わせが少なくて不安なところもありましたが、会期が近づくにつれてメディアから取材申込みが増えて安心しました。
大勢のプレイヤーで協力プレイをしなければクリアできないゲームなど、一風変わったインディゲームが多数出展された。

──いつから準備を始めたんでしたっけ?

企画が上がったのは去年の東京ゲームショウの直前です。

ライター情報

小野憲史

主夫ときどきゲームジャーナリスト。趣味でNPO法人IGDA日本代表

URL:Twitter:@kono3478

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