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ゾンビから大豆まで!? 第12回文学フリマで見つけた噂のすごい本!

2011年6月21日 11時00分 ライター情報:近藤正高

文学フリマでのエキレビ!ライター陣の“収穫”。画像上から「學生氣分 2011年夏号」「どくろく」「日常⊇非日常」「大豆」

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6月12日、東京・蒲田の大田区産業プラザPiOにて同人誌即売会「第12回文学フリマ」が開催された。第8回(2009年5月)以来続いてきた蒲田開催も、キャパシティの都合から今回をもってひとまず一区切りをつけ、すでに11月3日の開催が決まっている次の第13回(文学フリマ10周年記念大会ともなる)からは、平和島の東京流通センター(TRC)に会場が移る。

昨年末に開催された前回(このとき「エキレビ!」ライター陣が入手したおすすめ本についてはこちらを参照)から半年、その間には東日本大震災があったわけだが、今回の文学フリマには震災の影響も少なからず見られた。たとえば、出店の申し込み締め切りはくしくも震災の当日、3月11日だったが急遽1日延長された。また、前回のレポートで紹介した「フリースタイルなお別れざっし 葬」は、震災直後のブログのエントリで《「葬」は発刊から5号まで、すべて半年に一度のペースで発行してきました。6号は今年の6月に、と考えていたのですが、このたび未曾有の災害が起こりました。多くの人が体験するお弔いの形が、変わろうとしています。そんな時期に新しい号をつくるのは、ふさわしくないと判断しました》と新刊発行の延期を発表、今回の文学フリマにも出店しなかった。一読者として新刊を読めないのは残念ではあるけれど、主宰の方にはそうとうの葛藤があったことだろう。それを思えば今回の決断にも納得がゆく。今後じっくり時間をかけて新たな考えに達したうえで「葬」が復刊したとき、どのような弔いの形を提示してくれるのか期待しながら待ちたい。

さて、エキレビ!では前回に続き今回の文学フリマでも、ライター陣がこれぞという本を1冊ずつ見つけてきて、紹介することになった。小説などの創作以外にも、評論やノンフィクションなどさまざまな本(あくまで活字系が中心ながら)が販売されている文学フリマだが、ここに何冊かあげるだけでも、このイベントのフトコロの広さというか、出店する人それぞれの「文学」があるのだということがわかっていただけるかと思う。

以下、各ライターおすすめの1冊の紹介に、私、近藤のコメント(太字部分)を添えてみた。紹介文にはそれぞれ冒頭に本のタイトルと、カッコ内に販売していたサークルの名前を示している。

■「學生氣分 2011年夏号」(學生氣分)
今回購入した國學院大学児童文学会しにあさんの「學生氣分 2011年夏号」です。
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ライター情報

近藤正高

ライター。1976年生まれ。エキレビ!では歴史・科学からドラマ・アイドルまで手広く執筆。著書に『タモリと戦後ニッポン』(講談社現代新書)など。愛知県在住。

URL:Culture Vulture

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