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「ドカベン」連載40周年&水島新司誕生日記念! 水島ワールド今後の展開を予想してみた

2012年4月10日 11時00分

ライター情報:オグマナオト

日本の野球界をある意味引っ張ってきた水島漫画の数々。あなたはどの作品が一番好きですか?

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『大甲子園』準決勝における明訓vs.青田高校、延長18回再試合で記録した球速163kmの熱投はいまだに水島漫画史上の最高バウトです。『プロ野球編』の途中から千葉ロッテマリーンズに入団し、怪我に苦しみながらも活躍中。村田兆治のマサカリ投法をモデルとし、高校時代から千葉で過ごす球道は確かに千葉ロッテがピッタリなのですが、『ドリームトーナメント編』第1話に出てきた少年・悪道くんが、名前も姿も球道の小倉時代の旧友・悪道のまんまなので、このへんの関係性に注目です。そういえば『大甲子園』でも盛んに「岩田さんと野球がしたい」って言ってたなぁ…

さて最後に、扱いの難しい、しかし水島作品としては描かせない次の2作品もチェックしておきましょう。

『野球狂の詩』
(1972~76:講談社・少年マガジンで連載。その後ミスターマガジン、モーニングに移籍して『野球狂の詩 平成編』『新・野球狂の詩』として不定期掲載)
岩田鉄五郎と五里一平は既に登場していますが、6球団から8球団に増えた、というストーリーのため、東京メッツも大阪ガメッツも存在しない設定。そのため、水原勇気や火浦健などその他のキャラクターはどうなるのか。ただ、水原勇気は『大甲子園』にも登場していますし、2005年には『ドカベンVS.野球狂の詩』というこれまた夢の企画で対戦も果たしているので、主に新潟所属としての再登場を期待。

『あぶさん』
(1973~ 小学館・ビックコミックオリジナルで連載中)
現在も連載中、今月100巻が発売されるのが『あぶさん』こと景浦安武。2009年に現役は引退し、現在はホークスの二軍助監督を務めるあぶさん。息子で同じくホークス所属の景浦景虎ともども登場するのか。連載中の作品だし、ちょっと難しいんじゃないの……? とも思うのですが、実は過去『野球狂の詩』でこっそり登場経験もアリ。カメオ出演の実績がある以上、そしてこの作品が集大成であるならば出さないわけにはいかないでしょう。あぶさん一軍代理監督、景虎先発での、スターズvsホークス戦を期待しましょう!


単純に予想すれば、準決勝第1試合が東京スーパースターズvs.京都ウォーリアーズ、第2試合が四国アイアンドッグスvs.新潟ドルフィンズで、決勝戦が東京vs.新潟になると思うのですが、まあそんな予想は野暮ってもんでしょう。だって、作者自身が予想できない、想像のナナメ上を行ってくれるのが水島漫画なんですから。

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ライター情報

オグマナオト

福島県出身フリーライター。エキレビ!ではスポーツネタを中心に追いかけています。また“文化系スポーツライター”として野球専門誌でのコラム執筆やJ:COMプロ野球サイトで小説風コラム『プロ野球・同級生物語』を連載中。webマガジン幻冬舎『お前の目玉は節穴か』では実況アナウンサーへのインタビュー連載を担当。ほか、雑誌やWEB媒体で人物インタビューを取材・構成したり、長寿漫画を読み漁ったり、食べ物を食べまくったり、全国の風車を見まくったりしております。

ツイッター/@oguman1977

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