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結果を出せる人は輪ゴムを使う『すごい文房具デラックス』

2012年11月14日 11時00分 ライター情報:近藤正高

『すごい文房具デラックス』KKベストセラーズ
前回に続き設けられた「文房具グラビア」のコーナーには黒澤ゆかりクンが登場。お風呂で使える文具を、ビキニを着てバスタブで実際に使ってみたり、ネコ耳(これは「necomimi」という、脳波をキャッチして気持ちを伝えるというれっきとした商品)をつけてニャンニャンしていたりと見どころたっぷり。ほかのページでは季節柄、「すごい手帳図鑑2013」という企画も見逃せない。

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あなたは輪ゴムを上手に使えているだろうか?
袋の口を縛ったり、紙を束ねたりとさまざまな用途がある輪ゴムだが、「結果を出す人」は輪ゴムを上手く活用している、らしい。

先ごろ出た『すごい文房具デラックス』「「結果を出す人」のビジネス輪ゴム術」という記事には次のような輪ゴムの活用術が紹介されている。

たとえば名刺整理。出先で大量に名刺を受け取ったものの、整理するファイルがその場にはない。いちいちファイルを持っていくのもかさばるし……そんなとき、携帯性の高い輪ゴムは便利だ。分類してカテゴリーごとに輪ゴムで束ね、付箋でタグをつけておけばとりあえずの処置となる。

このほかにも、濡れたペットボトルや紙コップなど、ペンで記名したり付箋を貼ることのできないものでも輪ゴムを使えばタグがつけられるし、やらなければいけないことが複数あるときは、色違いの輪ゴムを手首にはめてリマインダーとして使う、なんて使い方もできる。とはいえ、実際に輪ゴムをいくつも手首につけた写真を見るとちょっとマヌケ……いや、仕事ができるに越したことはありません!

『すごい文房具』は一昨年の秋にシリーズ第1作が出て以来、昨年秋の『すごい文房具リターンズ』、今年春の『すごい文房具エクストラ』とバージョンを重ねてきた。先ごろ出た『すごい文房具デラックス』はその最新版となる。先の3作についてはエキレビでも紹介してきたわけだが(上記の各リンク先参照)、今回もバラエティに富んだ数々の企画が登場、しかも紹介されているのはシリーズ最多の724商品を数え、いままで以上に圧倒される。

「情熱文具大陸」(ん? どこかで聞いたようなタイトルだが)という企画では、各界で活躍する人たちがおのおの愛用の文具について語っている。そこでは、歌人の枡野浩一が短歌用にオリジナルの原稿用紙を使っていたり(デザインはブックデザイナーの名久井直子)、女流棋士の高橋和が、子供たちへの指導用に将棋の駒をかたどったスタンプを特注でつくっていたりと、オリジナルの文具も目立つ。高橋によれば、負けたときに対戦表に黒丸をつけるかわりに「飛車」や「金」のスタンプを押してあげると子供たちのモチベーションもあがるのだとか。

ほかに目を惹くのは、職人系の人たちが使う文房具。たとえば大手私鉄会社で線路や橋、トンネルといった構造物のメンテナンスを行なう技術員は、図面を描くための製図用のペンや三角スケールを愛用していると語る。

ライター情報

近藤正高

ライター。1976年生まれ。エキレビ!では歴史・科学からドラマ・アイドルまで手広く執筆。著書に『タモリと戦後ニッポン』(講談社現代新書)など。愛知県在住。

URL:Culture Vulture

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