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騒然「玉川区役所 OF THE DEAD」は本当に「就職難!! ゾンビ取りガール」をパクっているのか

2014年10月6日 10時30分 ライター情報:tk_zombie

パクられたとウワサになった「就職難!! ゾンビガール」。最新の2巻が9月末に発売されました。

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ゾンビ愛溢れる僕ですから、これまでにない世界観を発明しました
という監督のコメントがネットで批判を受けて話題になったドラマ、「玉川区役所 OF THE DEAD」が10月3日深夜から始まった。

批判を受けたきっかけは、今年8月に「玉川区役所〜」の製作が発表されたときに、舞台や設定が福満しげゆきの「就職難!! ゾンビ取りガール」と似ていると指摘されたことだった。

「ゾンビ取りガール」はゾンビがぽつぽつと発生したが、知能も動きも悪くてそこまで害が無いので抜本的な対策を取られないまま、なしくずしに日常風景の一部となった日本が舞台。一方、「玉川区役所〜」はゾンビがメキシコから世界に広がり一度はパニックになったが、知能も動きも悪いのであっさり鎮圧されて、今ではそこらへんを徘徊して日常風景の一部となった日本が舞台だ。細かなところは異なるものの、たしかに「ゾンビが日常となった日本社会」という点は共通している。

さらに福満しげゆきは「ゾンビ取りガール」の約10年前から、「日本のアルバイト」として同じ設定の短編を、2003年の「カワイコちゃんと2度見る」、2012年の「僕の小規模な生活6」で発表している。また、2007年に発売されて2012年に映画化された古泉智浩の「ライフ・イズ・デッド」でも「ゾンビが日常になった日本社会」を描いていたが、こちらは後書きで福満しげゆきの作品に影響を受けていることを明言していた。

このように類似の先行作品が複数あるにも関わらず、監督が「これまでにない世界観を発明」と言い切ってしまったため、そのゾンビ愛を問われる形で批判を集めてしまったのだ。

個人的にも、現在のゾンビのスタンダードを作ったジョージ・A・ロメロ監督でさえ「リチャード・マチスンからパクりました」と先行作品の影響を隠さない、謙虚を美徳とするゾンビ界隈でその発言は不用意すぎると思ったが、とにかく本当にパクっているのか実際に観て確認してみた。

ゾンビを区別する上でのポイントはいくつかある。まずゾンビの戦闘力を決める、歩くか走るか。これはどちらも歩くゾンビで一緒だった。そしてゾンビの行動を決める、人間としての知性があるかどうか。これもどちらも知性が無いタイプで同じ。次に人間がゾンビになる原因。ここに違いがあった。

「ゾンビ取りガール」ではゾンビになる原因は不明だ(宇宙から降り注ぐ謎の怪光線で死体の筋肉が未知の何かに変わって動いているという裏設定はある)。

コメント 1

  • ノラ猫さん 通報

    ドラマ見たけどイマイチだった。もういいや。 ゾンビ取りガールをドラマ化したらよかったのにな…。

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