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スタイル抜群の女の子たちが天井からぶら下がり、フロアをロボット群が駆け回る。ロボットレストラン体験記

2012年9月13日 11時00分 ライター情報:とみさわ昭仁

ロボットレストランは、自分の予約したショーが始まる10分前には入店するというルールがあるんだけど、じつは1時間前なら早めに入店して待合室にいることもできる。で、この待合室ってのがまたすごい。ここには開演前から例のロボが鎮座ましましていて、自由に操縦席に座って写真が撮れたりするのだ。操縦桿をグリグリやると、おっぱいも動かせる! これだけで2000円ぐらいの元は取った気分だ!

[拡大写真]

ババン、バン、ババン! ババン、バン、ババン!
金属を叩き付けるような独特のリズム。意思を持ったマシーン軍団と人類との壮絶な戦いを描いた『ターミネーター』の、あのリズム。
反乱軍のリーダーが生まれる前にその母親を抹殺するべく、シュワルツェネッガーの皮をかぶったロボットが未来からやってくるのは映画の中での話だが、しかし、どうせ空想のうえでの出来事だと、笑ってばかりもいられない。

いまや駅の改札も、電気料金の支払いも、ガス給湯器も、あらゆるものが自動化された。ゆりかもめなんか自動化されてるから誰も操縦士乗ってないんだよ。
ネットワークは世界中を結び、国境を超えた情報網となった。ペットを飼う庭のない人のために可愛いワンちゃんは人工ペットのアイボとなり、掃除機さえもルンバになった。人間の生活のいたるところに機械が入り込んでいる。街はロボットだらけなのだ。そうしたロボットたちが、絶対に反乱しないと、誰が言い切れるだろう。

東京の街を歩いていて、怪しげなロボットを荷台に載せた宣伝カーが走っているのを見たことはないだろうか?
「あー、見た見た。髪の長い女が手を伸ばしてるやつ」
それは映画『貞子3D』の宣伝トラック!ワタシが言ってるのはロボットレストランの宣伝トラックだ。トレーラーの荷台にロボットを載せ、大音響の宣伝ミュージックと共に新宿〜神田〜秋葉原界隈を走り回っている。
おっと、ロボットといっても、その姿は一般的に想像されるものとは大きく異なる。そうねえ、巨大化した叶恭子さんの下半身をちょん切ってガンダムの上に乗っけたような感じ、とでも申しましょうかね。三番目の叶姉妹・叶強固誕生、みたいな。

とにかく、そんなもんが都内を走り回ってるというのだから、日本という国はつくづくどうかしている。あのロボットが人類に反乱を起こすのを想像したら、ぶるぶる震えがくるね。そんな恐ろしい事態になる前に、あらかじめ敵の戦力とか弱点を調べておいた方がいいんじゃないだろうか。

そういうわけで、さっそくロボットレストランに出掛けてきた。ババン、バン、ババン!

場所は新宿歌舞伎町。いきなり店頭からしてギンギラギンなのですぐわかる。ただし、予約なしではダメね。「レストラン」とは言っても出入り自由のお食事処ではなく、1日3回(もしくは4回)決まった時間に行なわれるショーを、完全入替え制で鑑賞するスタイルの店だからだ。

料金は、お一人様4000円。

ライター情報

とみさわ昭仁

1961年生まれ。ゲーム開発、映画評論、コレクター研究、古本屋店主、スカジャン制作、DJなど。神保町特殊古書店マニタ書房は、不定休で週のうち半分くらい営業。

URL:akihito tomisawa index

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