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今夜金曜ロードSHOW「紅の豚」! 宮崎アニメにはなぜ空飛ぶ機械が多いのか

2012年4月6日 10時00分 ライター情報:たまごまご

本日放映される「紅の豚」。写真はその元になっている「飛行艇時代」。宮崎アニメは空を飛ぶ機械へのこだわりがいっぱい! 手作り感あふれる温かみがある機械と、空中でも会話できたり、吹き飛ばされず行動しつつ風に乗る宮崎アニメルールが楽しめる!

[拡大写真]

「飛ばねぇ豚は、ただの豚だ」
日本一かっこいい豚、ポルコ・ロッソが空を翔るアニメ「紅の豚」が本日放送されます。
 
さて、「紅の豚」は、ダンディズムと、空を飛ぶ心地よさを突き詰めた作品。
今作に至るまでの宮崎アニメは、空を飛ぶ浮遊感に強いこだわりがあります。
おっさん+空飛ぶ機械+女の子。機械は生々しい物がベスト。
いやあ、ロマンティックじゃないですか。
しかも宮崎アニメでは、空を飛ぶとき機械は重力の呪縛から解き放たれて、宮崎アニメ独自のルールで動くんです。

ここで、「紅の豚」に至るまでの宮崎アニメの「空飛ぶ機械」を一部見てみます。
あくまでも操縦する機械で、「飛んでるトトロ」「ロボット兵」などは入れません。

サボイアS.21試作戦闘飛行艇(1992年 紅の豚)
飛行艇時代にも登場する、ポルコの乗っている真っ赤な飛行艇。
試作、とあるのはかなり無茶な構造で正式採用されなかったのをポルコが買ったから。一度スピードに乗って空を飛ぶと、空を泳いでいるかのようになるんですが、離着陸時は暴れ馬状態なのは見所の一つ。
実際にあるサボイア(イタリアの飛行機メーカー)の「S.21」は羽が二枚の複葉機で、これは架空の別物。モデルになっているのは「マッキM.33」です。
なんだかわからん!という方は、映画を見てからなぞり検索してみてください。
最大のこだわりは、胴体も翼も木製だというところ。
しかも一度壊れた時に修理するのがおばちゃんたち。宮崎アニメでは男たちの夢はいつも女性のたくましさに支えられて飛んでいるんです。
ポルコがサボイアで得意技としているのが「捻り込み」という技で、これでアドリア海のエースになった!……んですが、いかんせんこの動きが滑すぎる上に複雑なので、言葉で説明できません。アニメってすごいな!
是非カーチスとの戦いのシーンで、彼の特技を確認してください。
ちなみに序盤のサボイア壊れたあとの後半のサボイア両方のプラモデルが出ています。
さて、どこが違うのか? 探してみてください。

カーチスR3C-0非公然水上戦闘機(1992年 紅の豚)
ポルコのライバル(だと勝手に思っている)カーチスの濃い青の飛行艇。こちらは実在するアメリカの戦闘機です。
サボイアが単葉機なのに対し複葉機。プロペラは上じゃなくて前面。ちょっと洒落ていて、整備しやすさと安全性は格段に高いです。サボイアの正反対ですね。

トンボの人力飛行機(1989年 魔女の宅急便)
「魔女の宅急便」で、少年トンボが作っている足こぎ型の人力飛行機。

ライター情報

たまごまご

フリーライター。「ねとらぼ」「このマンガがすごい!WEB」などで執筆中。ひたすらに、様々な女の子の出てくるマンガを収集し続けています。

URL:たまごまごごはん

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