「映画ハピネスチャージプリキュア!人形の国のバレリーナ」ポスター解禁、webサイト始動のお知らせだ。
春にオールスターズシリーズ、秋に現行テレビ放映コンテンツと、年に2回もオリジナル劇場作品を発表し続けるプリキュア製作陣。


すごすぎないか? テレビシリーズからして原作なんてないんだよ。

エキレビ!では2010年の「映画 ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー…ですか!?」から、毎回「プリキュア秋映画」の取材、クリエイターインタビューを展開してきた。
今回ももちろん、10月11日(土)の公開めがけ、バリバリ情報をお届けしていく所存です。

さてさて、制作スタッフは───

監督:今千秋 脚本:成田良美 キャラクターデザイン:佐藤雅将 大田和寛 
作画監督:大田和寛
美術監督:柴田聡 色彩設計:澤田豊二 製作担当:大田有紀

注目。
脚本の成田良美は、テレビシリーズの「ハピネスチャージプリキュア!」の構成、春映画の「プリキュアオールスターズNew Stage」の3作(全部傑作だ)を手がけ、遡れば「ふたりはプリキュア スプラッシュ★スター」「yes!プリキュア5」シリーズ(映画2作品も)のシリーズ構成も担当した。いわば「プリキュアマイスター」である。


昨日(6.29)放映の「ハピネスチャージプリキュア!」第22話「新たな変身!? フォーチュンの大いなる願い!」観ました?
キュアフォーチュンとキュアプリンセスが、悲劇の記憶を乗り越え、しっかりとプリキュアの絆を結ぶ回。
犯してしまった罪のつぐないとして、いままで必死に集めてきた「プリカード」をフォーチュンにすべてたくしたプリンセス。「あげられるものはこれしかないから!」
これでなんでも願いは叶う。そしてフォーチュンは何を願うのか。目の前の敵を消す? 絶望の力で封印されてしまった姉を助ける?

「それではだめな気がする。
だれかを助けるとか、だれかを消すとか、そういう願いでは、どこかに不幸が残ってしまう。

わたしはみんなを助けたいの。
みんなの願いを叶えたい、この手で。何より、友だちを助けたい。
プリカードよ、わたしにプリキュアの力を!」

こっから、パワーアップしたキュアフォーチュンの初変身。
見事に描かれる少女たちの成長! 
うおー。これぞプリキュアイズム。
うるうるしたままエンディングテロップをみていると、キタキタキター!
やっぱり脚本担当は成田良美。

と、話が映画から逸れてますが、成田脚本の映画に期待が高まってしまうということが言いたかったのでした。
あと、この映画、タイトルからして
ぜったい踊りますね。バレエ入りますね。
ぜったいCGですね。(TVエンディングで一瞬入るプリンセスのグランパドゥシャがフルとか!?)
ああ、どんなにかわいかろう……(妄想続く)

子ども向けでありながら、付き添いのおとうさんおかあさん号泣必至の「映画プリキュア」に今年も注目していきましょう。

(アライユキコ)