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凄いコント番組「SICKS」の野望はどこまで「ちょうどカンヌに行きたいと思ってたんだ」

2016年3月8日 12時00分

ライター情報:釣木文恵

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6日、渋谷HMV&BOOKSで「SICKS〜みんながみんな、何かの病気〜」のBlu-ray&DVD-BOX発売記念イベントが開催された。昨年10月からテレビ東京系で放映され、コント番組かと思いきや回を追うごとにコント同士がつながり、「SICKS」という薬をめぐる壮大なドラマが展開するーーというこれまでにない番組。Blu-ray&DVD BOXには時間の関係でカットされた場面などもふんだんに入れた上で各話が再編集されているほか、「矢作がラブレターズのラブレターを添削する」「ザ・ギースの二人に小木が自分のタイミングを叩き込む」などの新作コントも収録されている。今回の発売記念イベントには佐久間宣行プロデューサー、英勉監督、おぎやはぎの二人が登壇した。

事前にBlu-ray&DVD BOXを予約したファンが集う会場に4人が登場するや、まず展開されたのは小木の偏頭痛の話。さらにおぎやはぎのマネージャーに立て続けに降りかかった災難の話が繰り広げられ、まるで「おぎやはぎのメガネびいき」(TBSラジオ)の公開放送のような状態に。実際にマネージャーが登場し、転んでケガをしたというおでこを披露する場面もあった。
たっぷり20分ほど、作品と関係ないトークで会場が沸いた後は、いよいよ「SICKS」の裏話へ。清水富美加と中島早貴(℃-ute)の二人がまさにマシンガンのごとくオタク用語を連射するコント「腐った友情」では、本番が100テイクを超えたこともあったことが披露された。しかし彼女たちは回を重ねるごとにテイク数を減らしていき、終盤には一発OKを連発していたという。ある時、このコントの後に撮影する予定だった矢作が「二人のコントの間にセリフを覚えようとしたのにどんどん進んでいくから全然覚える時間がない」と焦り、二人に「ちょっと早すぎる」と伝えに来たというエピソードも。

小木、7話でようやく「SICKS」の面白さに気づく


また、7話の撮影中に1話が完成し、小木はそれを観た時点でようやく佐久間Pにむかって「これ本気でやんなきゃいけないやつだ」と語ったそう。そのエピソードが暴露されると小木は佐久間Pと英監督を指し、「だってこの二人がこんなかっこいい作品作ると思わないじゃん!」と言い放つ。一方の矢作は1話の小木のコントを「これは普段なかなか見られない”いい小木”が出てる」と繰り返し見続け、なかなか先に進まなかったとか。

ライター情報

釣木文恵

ライター。演劇、お笑いなどを中心に執筆。『ピクトアップ』『SODA』など。
Twitter:@troookie

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