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「響け!ユーフォニアム2」5話。金で喜ぶわけにはいかない

2016年11月9日 10時00分 ライター情報:たまごまご
熱血根性吹奏楽アニメ「響け!ユーフォニアム2」5話。今回は久美子たちが関西大会に出場する回。
見逃した人はニコニコ動画AbemaTVで見られます。
ユーフォ2の5話Bパートは、何かに取り憑かれたかのような力の入った演奏シーンでしたね

演奏シーン、ここがすごい!


劇場版ですら途中ちょっと切ったのに、今回は演奏シーンを一曲まるまる映像化。
切れ目を入れないことで、実際の演奏の緊迫感を再現。
受賞発表時、Twitter実況ハッシュタグでは、ラピュタがバルスで爆発するかのごとく、視聴者からも雄叫びがあがっていた。
てかまだ関西大会だよ、こんな盛り上げちゃって、全国大会どうするの。楽しみにしていい?

・ここがすごい1・府大会からの成長具合がはっきりわかる
演奏している曲は、府大会(1期・劇場版)と同じ「三日月の舞」。どこが進歩したか見ていてすぐわかるようになっている。
たとえばトランペット高坂麗奈のソロパート。府大会ではソロパート争いを引きずっていたため、中世古香織はちょっと切なそうに、吉川優子はツンとした顔で映っていた。
今回は違う。優子も香織も、とてもスッキリした顔だ。
「希美のために吹く」と言ったオーボエソロ鎧塚みぞれの、憑き物が落ちたような顔も、いい。

部員の楽譜には、合宿ではしゃいでいる写真が貼りまくられ、友人の応援落書きまみれ。
この吹奏楽部に「モブ」は一人もいない。みんなが横とつながり、成長しているのが見える。

・ここがすごい2・パーカッション表現の力のいれ方
パーカッションパートの描写が、ものすごく多い。
特に目立つのは、「中学からパーカッション一筋」(劇場版パンフレットより)という、シンバルの1年生・井上順菜
重要なポイントはばっちり彼女が決めるので、演奏が締まって見える。
他にも打楽器は打った後、強弱による跳ね返りまで、細かく表現されている。
おっちょこちょいな3年生の田邊名来、通称ナックル。外部講師の橋本先生がいなくなって泣きじゃくっていた彼、真剣に演奏している姿が見られる。

・ここがすごい3・ソロの麗奈の安定感
緊張がもう限界、という時にパン!と麗奈のトランペットソロが入る。
何のゆらぎもない、自信に満ちた音だ。

麗奈のソロは溜めが少し多めで、艶っぽさが増した。
その時に久美子の記憶をよぎるのが、1期8話、祭りの夜に麗奈と2人で大吉山に登ったシーン。
本番前に「私も久美子のために吹こうかな」と言ったのがバッチリ反映されている。

友情と恋愛の境界線を設けずに熱っぽさを出すのは、シリーズ演出の山田尚子の持ち味だ。

ライター情報

たまごまご

フリーライター。「ねとらぼ」「このマンガがすごい!WEB」などで執筆中。ひたすらに、様々な女の子の出てくるマンガを収集し続けています。

URL:たまごまごごはん

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