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「べっぴんさん」140話。ドラマ後半は余力があったという脚本家

2017年3月21日 08時30分 ライター情報:木俣冬
連続テレビ小説「べっぴんさん」(NHK 総合 月〜土 朝8時〜、BSプレミアム 月〜土 あさ7時30分〜)第25週「時の魔法」第140回 3月20日(月)放送より。 
脚本:渡辺千穂 演出:梛川善郎
イラスト/小西りえこ

140話はこんな話


東京銀座の3階建てのビルに、お母さんと子供たちのためのワンダーランドをつくることにした。
お買い物もできてそこで遊べて、相談もお友達もできる、子育てを共有できる、そんな空間に、
すみれ(芳根京子)たちは胸をときめかせる。

お腹も夢も膨らむわ


すみれ「藍大きくなったかな」 
君枝「1日で・・・」

東京の銀座にビルを見に行ってきたすみれと君枝が帰ってきた場面。こういうナンセンスな話、あるあるである。親(おばあちゃん)バカ・エピソードだ。
その後もおばちゃんの話の飛躍を鮮やかに描き出す。
ビルの話→お土産→「あれよあれよ エレベーターも・・・」→天ぷらを食べた話→「ふんわりねえ、藍ちゃん」→「海老も」→「ふんわりねえ、藍ちゃん」
わたわたして、あれもこれもと話が飛ぶ。記憶も飛ぶ。でも最終的に、すべてが孫の藍に集約するという見事な日常のスケッチだ。

芳根京子の声が徐々に低くなっている。そう、年をとると声が低くなるもの。高良健吾や永山絢斗もそうで、身体と所作と外観から入っていくアプローチを徹底している「べっぴんさん」。蓮佛美沙子も肩まわりの丸さなど、ちょっとふっくらした感じに見せている。なかでもメイクのテクニックにうなる。俳優、スタッフ一丸となって「老い」に挑んでいる。

その資金、うちが提供しましょう


盛り上がったものの、不景気で資金がない。昭一(平岡祐太)の銀行での融資も受けられなかった。
急に意気消沈するすみれたち。

そこへKADOSHOから連絡が入り、古門(西岡徳馬/徳の字旧字)がキアリスにやってくる。
4人が譲り合って、結果すみれが紀夫の隣に座る、という細かい動きを経て、古門との話し合い。
資金を提供してくれると言う。
条件は・・・ない。 あやしい・・・。
理由は「企業理念が、みんなの信念にもとづいているということ」だと言う。 あやしい・・・。
その場面に乗っかるSE も不穏。

エイスの倒産はKADOSHOのせい。助けたのも潰したのもKADOSHO。でも、ちゃんとした商社・・・でも・・・・
と悩むキアリスの4人。
銀座のビルを借りたいという人も出てきて、さあ、どうしよう。

すみれ「あきらめきれないのよね」
良子「そうあきらめきれない」
君枝「私も」
明美「私もや」

がぜん結束力が高まっている最近の4人。

ライター情報

木俣冬

著書『挑戦者たち トップアクターズ・ルポルタージュ』、『ケイゾク、SPEC、カイドク』、ノベライズ『リッチマン、プアウーマン』『デート~恋とはどんなものかしら~』

URL:Twitter:@kamitonami

コメント 11

  • ぴい 通報

    役者の顔のアップと中身のない大袈裟なセリフの連続でセットも安上がり。久々に15分が長く感じた朝ドラで、てっきり脚本家さんに心の余裕がないのかと・・・。

    26
  • pico 通報

    白髪1本見つけたって…本来その年なら、もう染める程たっぷりあるでしょうに。

    18
  • mana 通報

    銀座から帰って来た、すみれのはしゃぎっぷりや猫背かげん、おばちゃん化がレベルアップしている。芳根ちゃん頑張ってるね。

    9
  • jun 通報

    大企業の社長になっても「はい、キアリスです。」と電話に出る紀夫くんが、微笑ましい。

    9
  • りん 通報

    いつまで経っても方言の抜けない武ちゃん、素朴で、まだまだいい味出してる。ずっとそのままでいてね。

    6
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