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AKB48とは島田晴香のことである。いや、それは言い過ぎだ「豆腐プロレス」脚本参加・鈴木太一の総選挙

2017年6月19日 10時00分 ライター情報:鈴木太一
先週土曜日、6月17日にAKB48選抜総選挙の開票イベントが沖縄で行われました。そこではもう色々な事が巻き起こりました。それらの事を語るのは他の方にお任せし、私は一人のメンバーにしぼって書いてみようと思います。

〈島田圏外はそろそろ初夏の季語に採用してもいいだろう〉

総選挙後、そんな書き込みがとある掲示板にあがっていた。AKB48のメンバーである島田晴香(24歳)が毎年のように選抜総選挙で圏外(開票イベントで名前を呼ばれない、今年で言えば81位以下)であることをジョークにした書き込みである。笑えるか笑えないかはさておき、このようなジョークを言われるほど島田の圏外は世の常だった。
今年も島田は圏外だった。デビューからずっと、今年で8年連続の圏外。速報もずっと圏外。そんなメンバーは今も昔も島田以外に誰もいない。AKB48の不人気メンバーの代表格、それが島田晴香である。
自宅での総選挙観戦にて、沖縄にいる気持ちから入る鈴木太一

あれもAKBのメンバーなのか?


そんな島田のことを初めて知ったのは、去年の11月ごろ、私が「豆腐プロレス」という、AKBのメンバーがプロレスをするテレビドラマに、脚本で少し参加することになってからだ。そのころの私は最近のAKBにはかなり疎く、ドラマの出演者の中で2人ほどしか顔と名前が一致するメンバーがいなかった。
その出演メンバーの中に島田晴香の名前があった。なんとなく聞いたことがあるようなないような名前だった。
島田が演じた役は、ユンボ島田というリングネームのプロレスラーで、工事現場同盟というヒール軍団の長。自分自身ヒールが好きなこともあり、実際に試合シーンを見学に行った時の佇まいや動きなどを見て、これが島田か! やるなー!と興奮し、島田の話の脚本を書きたいと思った。

ユンボ島田は初回の冒頭からプロレスの試合シーンに登場し、ヒールメイクなどの効果もあって、あれもAKBのメンバーなのか?と驚く視聴者も多かった。前半は話のメインに大きく関わってくる存在ではなかったが、ユンボ島田率いる工事現場同盟はそのキャラクターのストイックさや愛らしさで、ヒールにもかかわらず多くの視聴者を味方につけ、人気も高かった。

そんななか、脚本作りは2クール目に突入。2クール目からトーナメント戦になり、ここから主役ではないキャラクターも掘り下げられることになる。
そんな時、たまたま見に行ったプロレスの稽古。そこに島田はいた。
稽古が終わっても島田はプロレス指導のコーチと何やら神妙に話しこんでいた。

ライター情報

鈴木太一

映画監督・脚本家・テラスハウス愛好家。監督・脚本作『くそガキの告白』『みんな!エスパーだよ!』、脚本作『豆腐プロレス』など。

URL:Twitter:@taichil

コメント 6

  • ntonentone 通報

    ありがとうございます、豆腐プロレスの島田の回は2作とも最高でした。 島田はランクインという記録は残らなかったけど、みんなの記憶にはきっといつまでも残ると思います。

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  • 匿名さん 通報

    島田本人、「今回の結果を謝らないで。」釘を刺された島田ファン、特別に推していなくても「島田に最後の花道を歩かせてあげたかった。」と投票した人達が言いたかった事を代弁してくれてありがとうございます。

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  • 匿名さん 通報

    島田回の1回目のラストで叫ぶ「解散なんて嘘だよ、バーカ!」現実もそうなったら、と思う。 2回ともすてきな話でした。ありがとうございます。 島田のこれからがすてきな人生でありますように。

    2
  • 匿名さん 通報

    本当に島田は、はまり役でした。 ベストバウトは、全てユンボ島田の回。 素晴らしい脚本をありがとう。

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  • 匿名さん 通報

    クイウチVSユンボ回から見始めたよ。今までのストーリーを知らなくても楽しめるスタイルいいね!!島田には最後まで走り続けてほしい

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