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「やすらぎの郷」第19週。お昼のドラマでガチの賭け麻雀、加速する倉本聰のやりたい放題に戦慄

2017年8月14日 10時00分 ライター情報:北村ヂン
人の死を描いたかと思えば、老人たちのドタバタコメディになったり、ジジイが若い娘にデレデレしてたかと思えば、東日本大震災や太平洋戦争の話がぶち込まれてきたり……。

週によって硬軟入り乱れたネタが次々と展開して、視聴者がまったくやすらげないまま、ドラマにのめり込まされてしまうことでお馴染みの『やすらぎの郷』だが、第19週はさらにドトウの展開だった。
イラスト/北村ヂン

「トーニョーだよおっかさん、いずれイ〜ンシュリ〜ン!」


小熊のコロちゃん騒動からはじまり、
トランペッターの白鳥との再会、安西直美の思い出、「トーニョーだよおっかさん」、麻雀バトル。

……第19週の出来事をざっくり書き出してみても、このカオスさ。

一個一個つっこんでいったらキリがないが、それにしても「トーニョーだよおっかさん」て!

館内放送のDJ・中井竜介(中村龍史)のプロフィール紹介の中で、こういう歌をかつてヒットさせたとチョロッと触れられていたものの、明らかに島倉千代子の「東京だョおっ母さん」からの、東京→糖尿という一点突破のギャグ。

ちょっとした小ネタにすぎないと思っていたのに、まさか実際にメロディーをつけて披露される日が来るとは。しかも2日間にわたって、しつこく「ジジイバンド」のライブが続いていた。

おかげで「トーニョーだよおっかさん、いずれイ〜ンシュリ〜ン!」のメロディーが頭にこびりついてしまい、ふとしたタイミングで鼻歌が出ちゃって困る!

これは想像でしかないが、当初は脚本の中でチョロッと触れられていた「トーニョーだよおっかさん」だが、現場がノリノリになってメロディーまで作ってしまい、ジジイバンドの演奏シーンまで追加された……なんてパターンなのではないだろうか? 好評なドラマ現場ならではのノリノリっぷりが感じられるというものだ。

ちなみにグレート義太夫は、自身の糖尿病生活をつづった『糖尿だよ、おっ母さん』というエッセイを出版しているので、この役はグレート義太夫にやらせてあげたかった気もするけど、まあ58歳だと「やすらぎの郷」では若すぎるか。

46歳差の上、逮捕歴4回のジジイと結婚(重婚)を許す親はいない!


第19週のハイライトはやはり、マロ(ミッキー・カーチス)と松岡伸子(常盤貴子)という、年の差46歳カップルの結婚騒動だ。

46歳年上のジジイ、財産が約20万円しかない……と、コレだけでも結婚反対するには十分な理由となるが、伸子の父・信三(柴俊夫)が身元調査した結果、マロに関する衝撃的な事実が次々と発覚した。

ライター情報

北村ヂン

群馬県出身。ライター&イラストレーター。珍奇でバカでサブカルチャーなものが主な取材対象。「デイリーポータルZ」や「日刊サイゾー」などで執筆中。

URL:Twitter:@punxjk

コメント 1

  • 山田恵子 通報

    テレビで煙草を吸うのをやめてほしい。

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