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今夜最終回「ハロー張りネズミ」第9話 悪役レスラー本当は皆いい人説は本当か

2017年9月15日 11時00分 ライター情報:沢野奈津夫
TBS系ドラマ「ハロー張りネズミ」第9話。ジャンルレスドラマの今作だが、今話は同じ大根仁監督のテレビ東京系「まほろ駅前番外地」を思わせる何でも屋風の人情物だ。

しかし、人情物というのもちょっと違うかもしれない。なぜなら、出てくるヤツ出てくるヤツことごとく嫌なヤツで、いわゆる“良い話”はほぼ描かれなかったからだ。「あれ?コイツ実は良い奴じゃないの?どこでどんでん返しするの?今?この後?もう5分しかないよ?」と、ずっと混乱してしまった。
『ハロー張りネズミ』コミックス10巻


前回に引き続き良い話っぽい!



赤塚探偵事務所が家賃を滞納しているとかほる(山口智子)から聞かされ、五郎(瑛太)、グレ(森田剛)、蘭子(深田恭子)は、必死でビラ配りをする。すると五郎は、街中に元悪役レスラーの外道番長(後藤洋央紀)を見かけ声をかける。外道番長は、その風貌と違って気さくで良い人だった。

ビラを見た幼稚園の先生・杏里(樋井明日香)は、園児のためにヒーローショーをやって欲しいという依頼をする。赤塚探偵事務所のビルのオーナーである、スナック輝のマスター(中岡創一)とアルバイトの萌美(片山萌美)と6人で準備を進めた。

そしてヒーローショー前夜、外道番長はバーと間違えて赤塚探偵事務所に現れる。そこで五郎と意気投合し、「子供達に善悪を教えるため、悪役は必要。だから面白い」と、悪役の美学を語った。

ポイントは、杏里が元彼からDVを受けていたということ。外道番長が杏里に対して何か思うことがありそうだということだ。この感じだと「杏里の元彼が乱入し、片思いの外道番長が助けにくる」もしくは、「アクシデントで中止になりそうなヒーローショーを、悪役として乱入して立て直す」とかそんな展開だろうか?とにかく、王道の良い話になりそうなニオイがプンプンする。

ざんね~ん、全員嫌なヤツでした~



多少のアクシデントはあったものの、ヒーローショーは概ね順調に進んでいった。そこに外道番長が突如現れ、ショーをぶち壊してしまう。元カノである杏里を迎えに来たとのことだ。

ここで、客としてショーを観に来た霊媒師・節子(蒼井優)が「助けて~レッドマ~ン」と子供達を巻き込んで、五郎達にムチャ振りをする。これで吹っ切れた五郎達は、“レッドマン”として下赤塚の平和を守るために外道番長に戦いを挑む。客(子供たち)から見たらお芝居だが、本当は本気という劇中劇の黄金パターンだ。この時の五郎達は、顔が紅潮させ切羽詰まった感が出ていてすごくいい。

ライター情報

沢野奈津夫

サッカー、漫画、食べ物、子持ち、ブサヘア、元芸人。

URL:Twitter:@natsuo_sawano

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