今注目のアプリ、書籍をレビュー

0

アイドルダンスの振付の奥義は妄想である『IDOL DANCE!!!』出版記念イベントレポ

2013年1月25日 11時00分 ライター情報:与儀明子

「こっんにっちは〜、おどりのおねえさんだよ〜」と元気よく挨拶して、お客さんにアイドルダンスの振付講座をしてくれた竹中夏海さん。
写真は踊っているところ。

■ 竹中夏海プロフィール
1984年生まれ。2009年から振付師として活動。現在はPASSPO☆ アップアップガールズ(仮)、夢みるアドレセンスなどを担当。『Top Yell』に「竹中夏海先生の踊る!アイドルソング時評」を連載中。

『IDOL DANCE!!! 歌って踊るカワイイ女の子がいる限り、世界は楽しい』
(竹中夏海/ポット出版)

■ イベント概要
『IDOL DANCE!!!〜歌って踊るカワイイ女の子がいる限り、世界は楽しい〜』発刊記念イベント「あいどるだんすであそぼ」
2013年1月18日(金)阿佐ヶ谷ロフトA 19:30〜22:00
出演 竹中夏海 ペンネとアラビアータ michitomo

( 1 / 4 )

[その他の写真を見る]

“アイドルの振付は、ダンスに造詣のある一部の人以外にとって、最初は「連続した動き」くらいの認識なのではないでしょうか。しかし、そのアイドルを好きになればなる程、歌詞を読み込んだり、振付を自然と覚えるようになっていき、そのうちに「この動きは、この歌詞だからこうなっているんだ」という発見があるはずです”

『IDOL DANCE!!!〜歌って踊るカワイイ女の子がいる限り世界は楽しい〜』は、ダンスの切り口からアイドルを解説した本。
アイドルダンスには二大特徴がある。それは、歌詞と振付がリンクしていること。そして、振りコピ(お客さんが振付を真似して踊る)を前提とする客席参加型であること。

歌詞は振付とリンクするだけでなく、歌詞から物語をふくらませて表現することも可能だ。
例えばバレンタインソングであるPerfumeの『チョコレイト・ディスコ』。歌詞にはチョコレートを手作りする描写はないが、間奏のときに、泡立て器でボウルをかきまぜる動きがある。

“こうした表現の全てが観ている人達に伝わるわけではないと思いますが、楽曲の世界観を細かく想像しダンスで表現することは、演者であるアイドル自身の表情や表現力を豊かにするための大切な一工程だと考えています”

著者は、ガールズロックユニットPASSPO☆や、元ハロプロエッグの子たちを集めたアップアップガールズ(仮)の振付を担当している竹中夏海さん。

ブログで映画『のぼうの城』をアイドル映画と読み解き、のぼうが命をかけて敵兵の前で舞い、敵兵たちが自然に踊りだすシーンを「アイドルと振りコピするファンの図だ」と言うくらいアイドルダンスのことばかり考えている。

そんな著者がどうやって振付しているのか、もっと知りたい。教えて竹中先生!
というわけで、発刊記念トークイベント「あいどるだんすであそぼ」に行ってきた。竹中さんと作曲家のペンネとアラビアータさん、michitomoさんが、竹中振付楽曲のベスト3を選び、飛び入りで参加した作詞家のNOBEさんとともに、楽曲や詞、ダンスがどのように作られるのか語った。

竹中さんが2位に、ペンアラさんが1位に入れたPASSPO☆の『Love Diary』は、女の子が好きな人への想いを日記に綴る歌だ。
ペンアラさんは、クルー(メンバー)のフォーメーションがよく分かる2階席から振付を見て、感動した。
「9人のフォーメーションがページみたいに開いたときに、おおおおー! って」
「最初は縦一列のところから左右対称のV字に開こうかなって思ったんですけど、考えたら日記のページって片方から大きく開いていくので、そのようにしたんですよ。
コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!

注目の商品