三菱商事は10日、ドイツで海底送電インフラ事業に参入すると発表した。オランダの国営送電会社テネットから、北海の洋上風力発電所から陸上変電所までの送電資産の49%を約200億円で取得する。ドイツの送電事業に送電事業者以外が参入するのは三菱商事が初めてになる。
ドイツ北部沖北海で建設が進む洋上風力発電所とドイツ領内の陸上変電所の間に、全長約400キロの海底送電線を敷設する海底送電資産「BorWin」を取得する。送電容量は1200メガワットで、洋上風力対応としては世界最大規模。完成予定は2013年5月。
三菱商事は、2010年7月に発表した「中期経営計画2012」で、インフラ事業を全社戦略分野と位置付けており、今後も欧州での海底送電インフラ事業拡大を目指している。


