職場でカップ焼きそばの強烈なニオイ! 持ち込み禁止な食べ物ってある?


作りたての料理はもちろん、出来合いのものでも、食べ物のにおいって思いの外強いです。そのにおい、個人的には基本的に不快ではなく、むしろ幸せを感じるのですが、問題は幸せに満ちるのが嗅覚のみだということ。


筆者は、食べ物のいいにおいをかいでしまったのならば、実際に食べないと幸福感が終わらず、空腹感だけが取り残されます。食べ物のいい匂いがしてきたら、そのとき食べられないタイミングであろうがなんだろうが、食べたくなってしまうのです。

また、体調が悪いときに食べ物のにおいがすると、このにおいで幸せを感じてきた昨日までの自分は妖怪だったのかと疑うくらい不快です。多くの人が過ごす場では、食べ物のにおいに気を遣い合うのもマナーなのだと思います。

そこで社会人の皆さんに、会社で持ち込み禁止な食べ物、または持って行かないようにしている食べ物を聞いてみました!


納豆やたくあんでブーイング


「禁止されているものは、キムチ、納豆、カレー、にんにく系。気をつけているものは、お弁当系(チンするとにおうから)」(30代男性/美容室)

「持っていくのはパンぐらい。弁当やハンバーガー、カレーなどにおいが気になるものは、まわりに迷惑を掛けてしまいそうで持って行かない」(20代男性/ゲーム販売店)

「基本、販売職は食べ物オール禁止。
例外は風邪などで喉が痛かったり、声が出ないときなどは飴を舐めるのはOK。昼食時、食堂に納豆を持ってきている人がいて大ブーイングでした。あと、たくあんを冷蔵庫に入れた人は、皆で使う冷蔵庫を臭くしてしまい、やはりブーイングでした。においの強いものはNGということですね」
(50代女性/販売職)

職場でカップ焼きそばの強烈なニオイ! 持ち込み禁止な食べ物ってある?


やはり皆さん気にしているのは「におい」!
見た目が多少グロテスクなものを持ってこられても「見ない」という選択肢がありますが、においは同じ場にいる限り、嫌でもしてきますからね。

職場でカップ焼きそばの強烈なニオイ! 持ち込み禁止な食べ物ってある?


「社内の換気が難しいのでカップラーメンは避けるようにしている(においが強そうなので)。 あと、個人的に失敗したスタミナ丼はもう持っていかない…(においすごすぎて申し訳なかった)」(20代女性/グラフィッカー)

でもスタミナ丼は、仕事中だからこそスタミナつけたい!って方もいそうですよね。

カップラーメンも、手軽かつファンも多い分、買う人が多そうですが、家で食べるのが無難なのでしょう。

「家で食べる」といえば、「家でくつろぎながら食べるもの」というイメージのものを職場で食べることについて、皆さんはどう思いますか?

職場でカップ焼きそばの強烈なニオイ! 持ち込み禁止な食べ物ってある?


「ポテトチップスなどのお菓子は持って行かないようにしている。ジャンク度が高く、『家じゃないんだから』と思う」(30代男性/美容室)

職場だからこそくつろぎを求める人もいるかもしれないので、ここは意見が分かれそうなところだと思いました。


仕事に支障をきたさないために…


職場でカップ焼きそばの強烈なニオイ! 持ち込み禁止な食べ物ってある?


「ペットボトル、水筒以外の飲料が禁止。フタありでも、スタバなどは禁止。誤ってこぼして書類にかかるのを防止する為」(50代男性/コールセンター)

「ガムを持って行かないようにしている。ごくまれに、営業中にガムを噛みながら接客する人がいると聞いたことがあるので、持っているだけでそういう接客をしていると思われそう」(30代男性/美容室)

一生懸命考えたり、体を動かしたり緊張したりする仕事の合間のごはんやお菓子は至福のひとときのはず。
好きなものを食べたいところですが、それが原因で仕事に支障をきたしてしまったら本末転倒もいいところ。好きなものは、それこそ家でくつろぎながら食べるのがベターかと。


いっそみんなで食べちゃう!?


職場でカップ焼きそばの強烈なニオイ! 持ち込み禁止な食べ物ってある?


「周りもそうだったから、何も気にせずカップ焼きそばでも何でも食べていた」(20代男性/アニメ制作会社)

においを気にする意見が多い中、笑ってしまったのはこちらの回答。
たしかにだれも嫌でなく、仕事に支障もきたさなければ、焼きそばでもラーメンでも問題はなさそうですよね。
回答にもあったとおり、販売職や接客業は、お客一人ひとりに「ソースやきそばのにおいさせてもいいですか?」などと聞けないと思うので厳しいですが、もしかしたらみんながみんなに気を遣い合って、結果みんなが我慢をしているパターンな職場もあるかもしれませんね。しかし甘党の筆者は、甘いものを食べているときにしょっぱいにおいが漂ってきたら残念に思うので、全員が嫌がらないケースは少なさそうです。

(武井怜)