ミレニアル世代の男性がスマートに生きるための情報を発信

5

日本一サインをして、「今でも嫁はんに照れる」ほど夫婦は円満。『笑福亭鶴瓶論』著者が語る鶴瓶のスゴさ

2017年9月22日 11時35分

ライター情報:古澤誠一郎

『笑福亭鶴瓶論』著者の戸部田誠(てれびのスキマ)さん

局部は見せても鼻毛は見せない。たけしに勝つためには生放送で脱糞も試みる。一方で「日本で一番サインしてる」と言うほどファンを大事にし、仕事よりも家族を優先。「今でも嫁はんに照れる」というほど夫婦関係は円満……。

鶴瓶の“伝わらないスゴさ”を、膨大な発言の引用や、家族、師匠、芸人との関係等から見事に解き明かした『笑福亭鶴瓶論』(新潮新書)。その著者の戸部田 誠さん(ペンネーム:てれびのスキマさん)に、笑福亭鶴瓶という人間の奥深さと、我々がその生き方から学ぶべきことは何なのか、話を伺った。

芸能史の重要な場面にはいつも名脇役として居合わせている


――本書の前書きでも書かれていましたが、鶴瓶さんは大御所の芸能人にもかかわらず、その凄さが伝わりにくい人ですよね。僕も10年以上前に『笑っていいとも!』を見ていた頃は、「この人が話すと番組の流れが止まるよなぁ……」とよく思っていた記憶があります(笑)。

戸部田 よく「話が長い」と言われていましたよね。鶴瓶さんって、「誰が芸人で最強か?」という論争をしても、よっぽどのマニアじゃないと名前を挙げない人なんです(笑)。でも実は、「この人は誰にも負けてはいないんじゃないか……?」とも思える部分もあって。

――本の中では、松本人志さんが鶴瓶さんについて「仙人みたいな人」「ボッコボコにすんねんけど勝った気がしない(笑)」と評した言葉も紹介されていましたね。戸部田さん自身も最初は鶴瓶さんの凄さに気付いていなかったんですか?

戸部田 「この人はなんでこの立ち位置にいられるんだろう?」と不思議に思っていました。それは、僕が大阪時代の鶴瓶さんの凄さを知らなかったのも大きいと思います。『鶴瓶上岡パペポTV』(読売テレビ 87年~98年放送)も、僕の住んでいた地域だとたまに放送されている程度だったので。

――それが「この人もしかしたら凄いかも」と思うようになったのは?

戸部田 番組では『鶴の間』(日本テレビ 2005~2006年放送)がきっかけですね。毎週ゲストの芸人さんを迎える番組なんですが、鶴瓶さんは誰が来るのか本番まで知らされず、会ったその場で漫才をするんです。それでも鶴瓶さんは、途中から漫才の文法をしっかり取り入れて、ホントの漫才にしてしまう。まず、その芸の技術が凄いと思いました。それから鶴瓶さんに注意して芸能史を見ていくと、「この人は芸能史の重要な場面にいつも名脇役として居合わせているんだな」と気づきました。

――芸能史の重要な場面というのは?

戸部田 象徴的なのは、『笑っていいとも!』の終了を発表した放送の現場にいたことですよね。自分が出演していない曜日の放送に乱入して、タモリさんに「『いいとも!』終わるってホンマ?」と聞いたという。タモリさんは鶴瓶さんを「生放送の面白さをもっとも体現できる人」だと思っていて、あえて重要な場面に鶴瓶さんを呼んだんだと思います。

――タモリさんにとっても、鶴瓶さんは特別な思い入れのある出演者だったんでしょうね。

戸部田 そうでしょうね。鶴瓶さんが『いいとも!』のレギュラー出演をやめると言ったときも、タモリさんは留意しています。普段タモリさんは、そういうことは本人に任せるタイプの人なので、やはり特別な信頼感があったんだと思います。

ライター情報: 古澤誠一郎

フリーライター。音楽、サッカー、本、演劇などが好きですが、何でも書いているので自分でも何が専門なのかよく分かりません。

URL:Twitter:@furuseiro

コメント 5

  • 匿名さん 通報

    アンチ脳も今や狂讃主義。

    1
  • 匿名さん 通報

    すまん、芸能村には興味ない

    1
  • 匿名さん 通報

    ヤンタンとかぬかるみの世界を聴いてた世代は、鶴瓶ちゃんがどんなにすごい人か、どんなにクセ者か、肌で分かってるんだけどなぁ……。

    1
  • 匿名さん 通報

    「30歳を過ぎてから、家族優先にガラッと変えた」、その理由が知りたいね。  T

    0
  • 匿名さん 通報

    釣瓶って笑顔でも目が笑ってないんで怖い。なんで人気があるのかわからない…。

    0
コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!

注目の商品