マンチェスター・ユナイテッドに所属するスペイン人GKダビド・デ・ヘアが、イギリス紙『ザ・サン』が報じたドーナツ万引き疑惑について、その真相を語った。

『ザ・サン』紙は9月30日、デ・ヘアがマンチェスター近郊のスーパーマーケットで144円相当のドーナツを万引きし、警備員から拘束されて取り調べを受けたと報道。
推定4億2000万円の年俸を受け取っているとされる名門マンチェスター・ユナイテッドの正GKの万引き報道は、大きな話題となっていた。

 この万引き報道について、スペイン『マルカ』紙がデ・ヘアのコメントを掲載。デ・ヘアは事の経緯を次のように説明している。

「大きく取り上げる必要もない、本当に些細な話さ。いとこと友達がスペインから僕に会いに来てくれて、一緒に買い物に出かけたんだ。僕たちはスーパーで、ドーナツとか、いろいろなものを手に取った。
でも、財布を忘れたことに気がついてね。車まで取りに行こうとしたら、警備員は僕たちがお金を払わずに出て行くと思ったようなんだ」

「もちろん、警備員に説明しようとしたんだけど、僕の英語力ではうまく伝わらなかった。その後、スペイン人の女性が来て、警備員に説明してくれたんだ。彼女のおかげで誤解を解くことができた。最終的には、スーパーの人たちに謝罪されたよ」