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武田修宏氏「悪いのは選手じゃない! 監督に戦術ないのがすべての元凶」

2017年10月7日 16時30分 (2017年10月8日 10時52分 更新)

武田修宏の直言!!】本当にこんなサッカーでW杯を勝つことができるのか。いや、勝つつもりなのか。そんな疑問ばかりが大きくなるだけの試合だった。

 ニュージーランドは守備に特化したタイプで、全体のレベルが高いわけではない。そのチームを相手に、攻撃はすべて個人頼み。1対1を打開できればチャンスになるが、できなければ攻撃の形にすらならない。ハリルホジッチ監督はポゼッションサッカーを否定し、カウンターサッカーを推し進めていく方針を明らかにしたけど、ニュージーランドのように引いてくる相手にそのやり方は適切ではないよ。

 攻撃陣で先発した大迫、久保、武藤、香川は所属チームの直前の試合で点を取ってきたように、いずれも好調。なのに、代表チームの試合になるとゴールが奪えない。悪いのは選手ではない。監督に戦術がないのがすべての元凶だ。

 日本の良さであるコンビネーションがないし、相手が嫌がる2列目、3列目からの攻撃もない。パススピードも遅い。最後に何とか勝ち越したけど、あの形は監督が目指すスタイルではないわけだから、結果オーライとしか思えない。

 これでW杯を勝てるほど世界は甘くない。もっと心配なのは、日本の良さを消したサッカーをロシアW杯で展開し、勝てなかった場合に何も財産が残らないこと。そうなると、その次のカタールW杯に向けてはまた一からやり直し。日本サッカーが停滞することだけは避けてほしいよ。

 (元日本代表FW)

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