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朴前韓国大統領「朝帰り」の異例背景

2017年3月22日 17時30分 (2017年3月22日 20時11分 更新)

ソウル中央地検を出る朴氏(右=ロイター)

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 朴槿恵(パク・クネ)前韓国大統領(65)の親友・崔順実(チェ・スンシル)被告(60)の国政介入事件が、血なまぐさい展開になってきた。21日、崔被告との共謀による収賄容疑などが持たれている朴氏は初めて検察の事情聴取に応じ、関与を全面否認。聴取は約14時間に及び、ソウル中央地検を出たのは22日朝だった。一方、事件のキーマンの一人で、デンマークに逃亡中の崔被告の娘チョン・ユラ氏(20)の担当弁護士が今月18日に急死していたことが新たに判明。韓国内では「暗殺されたのでは?」と騒然となっている。

 朴氏は21日午前10時前に出頭し、深夜まで調べを受けた。その後も調書の内容を確認するため地検に残り、報道陣の前に姿を見せたのは22日午前6時すぎだった。

 女性大統領から“疑惑の女”に…。朴氏には親友の崔被告と結託し、最大財閥サムスングループから巨額賄賂を受け取った収賄容疑のほか、職権乱用し、崔被告が支配する財団に出資を強要したり、政権に批判的な文化人のブラックリストを作り補助金対象から外すなど、13件の嫌疑がかけられている。

「なかでも検察が躍起になっているのは、朴氏のサムスンからの収賄容疑。世論の後押しもあり、何が何でも立件したい」とは法曹関係者。

 収賄容疑で有罪となれば、最高で無期懲役の実刑となるが、そうなれば朴氏の支持者が黙っていない。

 今月10日に朴氏の弾劾が決まると、一部が暴徒化。

 憲法裁判所のある地下鉄安国駅周辺で機動隊と衝突し、3人の死者が出た。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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