3月30日に開催されたアマチュア大会『THE OUTSIDER』だ。テーマは「俺は喧嘩が強い、と思っているヤツはリングに上がって試合してみろ」。筋金入りのアウトローたちの中から、磨けば光る“ファイターの原石”を見い出そうというわけだ。
桜庭、魔裟斗、山本KIDクラスのスター選手になれば、ワンマッチで千万円単位のファイトマネーが保障される。喧嘩、暴走、カツアゲに明け暮れる不良たちの中から、身体ひとつで“闘いの花道”を駆け上がるヤツが登場すれば、それはまさに闘魂ドリーム。
はたして大会はいかな盛り上がりを見せたのか? 舞台裏も交えてレポートしよう。
会場はお台場にほど近い『ディファ有明』。試合開始は午後3時だが、選手たちは午前中から集合。九州や東北の選手は早朝の新幹線でやってきたようだ。12時30分からのルールミーティングで一堂に会したアウトローたちは、目つきギラギラ。ピリピリムードの臨戦態勢。「格闘技は殺し合いじゃない。負けたらもう一度挑戦すればいい」と説いてきた前田の声は聞こえているのか、いないのか。
各コーナーに別れた控え室には、セコンドも含めて世代を超えた不良界の有名人がゴロゴロ。若い選手たちは挨拶回り、年かさの不良OBたちは昔の因縁を笑顔で解消、などというアウトロー外交も展開されていた。
開場は午後2時。入り口で金属探知機のボディチェックを受ける観客の姿が、大会の特異性を物語っている。入場者数1,521人の超満員札止め。当日券が手に入らず帰った人も5〜60人いた。リングサイドにはK-1の小比類巻貴之、「サイゾー」で連載する毛の商人・高須基仁、なぜか角川春樹など、有名人もチラホラ。ざっと見渡して観客席の不良密度は約4割といったところ。ジャニーズよろしく選手の名前を切り張りした手製のウチワを持っている一団もいるが、ガラ悪すぎ。…


