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秋葉原事件は必然!? トヨタ社員が憤る人材の使い捨て(前編)

2009年2月11日 15時00分 (2009年3月3日 17時00分 更新)

左から渡辺捷昭社長、豊田章男副社長、張富士夫会長

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労働者派遣法(第40条の5)において、「受け入れ先の会社は、3年間にわたって同一の場所・業務に就いた派遣社員に対して、直接雇用を申し込まなければならない」(3年ルール)とあります。しかし、その間に異動があれば適用外となるんです。つまりトヨタからすれば、派遣会社を通じて派遣社員に異動を命じることで、自分たちの都合に合わせて人材を思うがままに使えるだけでなく、人件費のコストも抑えられるというカラクリです。

【D】 とは言っても結局のところ、派遣社員を選んだのは自分自身の意思によるもの。だから「派遣社員になった本人の自己責任」と言われたら、それまでなのですが......。


●派遣、期間工切りは経団連から要請された?


【C】 しかし、それにしてもトヨタの非正規社員に対する待遇はひどすぎる。こちらにしたって、それ以外に選択肢がなかった人もいるだろうし、全員が好きで非正規労働者の道を選んだわけではありません。

 ここで、本来なら弱い立場の非正規労働者を守るために労働組合が立ち上がるべきなのでしょうが、トヨタ最大規模を誇る「トヨタ自動車労働組合」は会社の傀儡組合でしかありません。なんたって、同組合は03~05年の3年間、経営陣に対してベースアップを要求しなかったほど。当時は会社の業績も右肩上がりで好調でした。それなのに、労組がベースアップを要求しないのは前代未聞。労働者のほうを向いていない、何よりの証拠ですよ。

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