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『最後のパレード』回収騒動 悪評飛び交う作者の行状

2009年5月16日 08時00分 (2009年6月4日 08時00分 更新)

4月30日、「小さな親切」運動本部は『最後のパレ
ード』の書店からの回収などを求めて記者会見を
開いた。

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 約23万部のベストセラーとなり話題を呼んでいた『最後のパレード ディズニーランドで本当にあった心温まる話』(サンクチュアリ・パブリッシング/以下、サ社)だが、同書収録のエピソードが、社団法人「小さな親切」運動本部が2004年に主催したキャンペーン受賞作品に酷似していると4月20日にマスコミで報じられると、状況は一変する。

 同月30日には、「小さな親切」運動本部が記者会見を行い、同書の販売中止や書店からの回収、謝罪文の新聞各紙への掲載等を求めた。また、東京ディズニーランドを運営するオリエンタルランド社からは、同社の社内文集の文章と類似した記述があったとして、サ社に抗議していたことも判明した。

 これらを受けて、サ社は5月1日に公式見解を発表し、同書に「著作権を侵害している可能性が高いと思われるエピソードが複数存在する」として、書店からの回収を表明。さらに、大手書店やネットのショッピングサイトなども取り扱いを次々に停止した。

 しかしその一方で、著者の中村克氏は一貫して「著作権侵害ではない」と主張している。一報を報じただけの読売新聞や日本テレビを自らのサイトで「訴える」と豪語し、自分への非難を「思いやりのないバッシング」などと非難した。盗用については、「ディズニーに関するものは『公共財』だから著作権侵害ではない」という奇妙な理屈で自らを正当化。しかも、ネットでの非難が激化すると、「家族が白い目で見られています」といった泣き落としをしたり、今回の件とはまったく無関係の市議などに事実無根の言いがかりをつけては、「自分よりコイツのほうが悪人」といった奇行・妄言を繰り返した。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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