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天皇家食材扱う“御料牧場” 牛は1日2回シャワー浴び清潔保つ

2011年9月7日 16時00分 (2011年9月7日 17時33分 更新)

 天皇陛下が召し上がる料理に使われる新鮮な肉や野菜、乳製品はすべて、東京から約100キロ、栃木県高根沢町にある「御料牧場」で生産されている。管轄は宮内庁で、中で働く62人の職員は国家公務員。繁忙期には非常勤職員を10人程度雇用するという。

 そんな「天皇家の台所」御料牧場も東日本大震災による被害を受けていた。

「震災の影響で牛乳の生産ラインが損壊し、ストップしていました。しかし、8月には復旧して、今は従来通りの生産を再開しています」(御料牧場関係者)

 その開設は明治時代にさかのぼる。内務卿だった大久保利通の発案で最初は千葉県に作られ、新東京国際空港建設に伴って、現在の場所に移転した。広さはおよそ252ヘクタール(東京ドーム約54個分)。

 天皇家の食卓を支える大切な場所だけに、一般の人は立入禁止。周辺のいたるところに『関係者以外立ち入り禁止』『駐停車禁止 本道路以外の敷地内立ち入り禁止』の立て看板が設置されている。ここで作られているものは全て、天皇家に安全・安心なものを届けるため、細心の注意を払った食材ばかりだ。

「牛は乳牛のみ飼育していて、ホルスタイン種が搾乳牛7頭を含む15頭、ジャージー種が搾乳牛3頭を含む11頭います。その乳から、牛乳、バター、生クリーム、ヨーグルト、チーズ、そしてカルグルトを生産しています」(宮内庁総務課報道室)

 牛乳は味、栄養を損なわないため、63度で30分間、低温殺菌をした“特製牛乳”である。

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