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「何を今さら......」岩波書店、宣言しなくてもコネ採用が当たり前だった?

2012年2月6日 16時00分 (2012年2月21日 12時11分 更新)

岩波書店公式サイトより

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 2013年度の定期採用で、応募条件として「岩波書店(から出版した)著者の紹介状あるいは社員の紹介があること」を掲げ、事実上コネのある学生しか採用しないと宣言した岩波書店。小宮山洋子厚生労働相が「公正な採用・選考に弊害があるという指摘かと思うので、早急に事実関係を把握したい」と問題視したり、「そんなに悪いことなのか」と同社の方針を肯定する意見も登場するなど、さまざまな形で物議を醸している。しかし、同社の内情をよく知る人々は「何を今さら......」と冷めた目で見ている。

 近年の出版不況のあおりなのか、岩波書店では11年度の定期採用は行わなかった。ところが、である。毎年、多くの出版社が新人研修としてレジ打ちや陳列などの体験に利用している都内の某大手書店。そこには、昨年もちゃんと岩波書店の「新人」の姿もあったのだとか......。要は、定期採用は行わなかったが、コネ採用は行ったということらしい。

「これまでもコネ入社が当たり前だったんですから、わざわざ宣言するのもおかしな話ですよ」(ある書店員)

 そもそも、これまでも岩波書店の採用試験は書類選考の段階でかなり絞られており、早い話が、基本的に書類選考の先に進むことができるのはほぼ東大生のみ。よくて京大あたり、早稲田・慶応レベルだと少し難しいという風説がある。

「岩波書店は、福音館や医学書院と並んで、基本的に東大卒しか採用しないというのがもっぱらのウワサです。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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