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「綺麗じゃないとモテない」覆した木嶋香苗に共感する女性達

2012年3月5日 07時00分 (2012年3月5日 07時33分 更新)

 何人もの男を手玉にとり、“婚活詐欺”と殺人の罪に問われている木嶋佳苗被告(37才)の裁判に、とりわけ30~40代女性たちが注目している。なかには事件の発端から法廷劇までを余すところなく追跡している“追っかけ女性”まで出現。

 2月24日金曜日、午前9時前。平日の朝であるにもかかわらず、木嶋裁判が行われているさいたま地裁前には、この日も傍聴券を求める人たちの長い行列ができていた。その数、およそ250人。傍聴できるのは49人と決まっているため、倍率はおよそ5倍だ。

 一体なぜここまで木嶋被告に注目が集まるのだろうか。

「“自分は綺麗じゃないからモテなくてもしょうがない”と思ってきた自分なりの常識を、木嶋被告に打ち砕かれた気がする」(35才・会社員)

 と話す人もいる。精神科医の香山リカさんがいう。

「女性たちの中で“こう生きるべき”みたいな、通り一遍の決められた理想像がメディアで報じられているもとで、そこに対して嘲笑うかのように、“そうじゃなくてもできるんだよ”と木嶋被告がやってみせた。

 そんなところを一部の女性たちは痛快に感じた。特に、自己主張が苦手で日ごろは自分を優先できない人々が、木嶋被告に関心を抱いたのではないでしょうか」

 法廷は理想の自分を演じる舞台だが、もちろん木嶋被告は犯罪者だ。3件の殺人については依然、否認しているものの、結婚の約束を武器に金品を騙し取ったという詐欺罪については、その一部を認めている。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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