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ネット右翼 反・在日だがリアルに在日の人と接した経験なし

2012年5月2日 16時00分 (2012年5月2日 16時33分 更新)

「在日韓国人は出て行け」「中国人を殺せ」。ネットで過激な右翼的言論を書き込む「ネット右翼」と呼ばれる人たちは、どんな生態なのか。『ネットと愛国~在特会の闇を追いかけて』の著者であるジャーナリストの安田浩一氏に聞く「ネット右翼のリアル」。3回連続シリーズの最終回をお届けする。(取材・文=ノンフィクション・ライター神田憲行

 * * *
――ネット右翼は、なぜあんなに刺々しい言葉を投げかけるのでしょうか。

安田:ネット右翼団体「在日特権を許さない市民の会」(通称・在特会)の人たちに共通しているのは過剰なまでの「被害者意識」です。そんな彼らからすれば、在日、障害者、被差別部落出身などいわゆる「社会的弱者」と言われている人たちこそ、守られて優遇させているように見える。だから彼らに対して罵声を浴びせるのです。

 在特会で反・在日といいつつ、リアルに在日の人と接した経験がある人はほとんどいない。その証拠に、在日がほとんどいない地域に支部がいっぱいあるんです。今度山形支部ってできるらしいんだけれど、山形に大きな在日団体があるとは思えない(笑)。

――アメリカに対しては、ネット右翼の意見はどうなんでしょうか。

安田:ほとんど聞かないですね。沖縄で反フジテレビのデモがあったんですが、なんで沖縄でそんなデモをやったのかその不思議さは置いといて(笑)、その中で「全ての県民が米軍基地撤退に賛成しているわけじゃないぞ」ってシュプレヒコールを挙げていました。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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