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秋田の“あの村”の村長「ネットで嘘書かれたことが障害です」

2012年11月26日 16時00分 (2012年11月26日 16時33分 更新)

秋田県中央部に位置する上小阿仁村の人口は約2700人

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 ネットの風評で医師募集に苦しんでいる村がある。秋田県上小阿仁(かみこあに)村だ。どのような「風評被害」が起きているのか。ネット上で“あの村”と語られる同地の現状をリポートする。(取材・文=フリーライター・神田憲行

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 上小阿仁村は秋田県中央部に位置し、人口約2700人、高齢化率45%、村民の年間平均所得は143万3000円という小さな村である。

 2008年から4人の医師が次々と短期間で辞職し、「村民がいじめている」とネットでは面白おかしくネタにして流言飛語が飛び交っている。中傷メールが送られていることもあり、「最近は減って5、6通」(村総務課)というから、かなりの数が来ていたようだ。「電話でいきなり罵倒してきて、お名前を伺うとガチャンと切る人もいます」(同)。ネットの「風評被害」は、現実の医師の募集にも障害を来しているという。中田吉穂・上小阿仁村村長に聞いた。

──ネットでの村についての記述が医師の募集に影響はありますか。

中田:(大きくため息をついて)あーあ、ありますね。先生をさがして病院にいっても「上小阿仁村は大変ですね」と、まずそこからスタートですもん……。あんなことばかり書かれたら、わざわざ「私が助けてあげましょう」と名乗りを上げてくれる先生なんかいないですよ。ああいうネットの無責任な書き込みが、こういう無医村の医師募集の障害になっていることをわかってほしい。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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