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大王製紙井川前会長告白「106億円を失ったカジノ地獄」 vol.1

2013年11月23日 08時00分 (2013年11月27日 06時42分 更新)
カジノに注ぎ込んだ総額106億8000万円。
2011年9月、世間の耳目を集めた"大王製紙創業家3代目の巨額カジノ騒動"。
井川意高(いかわもとたか)前会長が問われた直接的な罪は、自らが率いていた大王製紙の連結子会社7社から55億3000万円を不正に借り入れ、損害を与えたとされる会社法違反(特別背任)。
最終的に、懲役4年の実刑判決が確定している。

名門企業の長男に生まれ、東大に現役合格。
卒業後に大王製紙入りし、42歳にして社長に就任……。
すべてを手にしていたはずの男は、なぜ"カネの沼"にハマり込んでしまったのか。
すでに"塀の中の人"となった井川氏だが、このたび一連の騒動を記した自著と『熔ける~大王製紙前会長井川意高の懺悔録』(双葉社刊/11月15日発売)を上梓。
本誌は9月下旬、収監直前の井川氏に接触。
今週から2週にわたり、騒動の裏側をすべて語ってもらう。
※※
「2011年5月、私はシンガポールのカジノリゾートホテル『マリーナ・ベイ・サンズ』で大勝負をしていました。バカラで勝利を重ね、目の前に積み上げられていたチップは、サラリーマンの平均生涯賃金のおよそ10人分に該当する20億円分。そのまま勝ち逃げすることも当然、可能でした。しかし、この時点で私は50億円を超える"借金"を抱えていました。大王製紙社長の職にあった10年5月以降、連結子会社から巨額の資金を借り入れる"裏技"を常態化させていた私は、マカオのカジノ『ギャラクシー』や『ウィン・マカオ』に毎週末通う中で、その大半を失っていました。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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