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40代で迎える「こころの定年」男性が陥りやすい?〈AERA〉

2014年10月28日 16時09分 (2014年10月28日 16時52分 更新)
 働くうえで40歳というのは、ひとつの節目。「人事のプロが教える 働かないオジサンになる人、ならない人」の著者である楠木新さんは、その節目で働く意味を見失う状態を「こころの定年」と表現し、次のように説明する。

*  *  *
 サラリーマンの人生は、前半戦と後半戦に分かれます。前半戦では同僚や顧客に評価されて一人前になり、後半戦では自分の老いや死を受け入れながら働く。その境目の40歳あたりで働く意味を見失う状態を、私は「こころの定年」と呼んでいます。「誰の役に立っているのか」「成長している実感がない」「このまま時間が過ぎ去っていいのか」と感じる状態のこと。ライフステージが変化する女性よりも、人生は一直線だと思い込む男性が陥りがちです。

 いま40歳前後の世代は、バブル崩壊後に入社し、会社の業績も上がらず、将来のイメージが描きにくい。これまでの40歳よりも厳しい状況を生きています。その挫折を他人や時代のせいにするのではなく、いかに次のステップにつなげられるか。左遷やリストラだけでなく、病気、家族の問題など、40代はみんな何らかの事情を抱えているものです。人生の大きな苦難に直面したことで「働く意味」を考え直す人もいます。本当の勝負は中年以降。挫折に正面から向き合う覚悟が必要です。

※AERA 2014年11月3日号より抜粋

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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