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トンデモ歯科医の見分け方 出身大学の偏差値の把握も必要

2015年1月12日 16時00分 (2015年1月12日 16時33分 更新)

 削らなくていい歯を削っていたり、抜かなくていい歯を抜いていたり、世にあふれるペテン歯科医。そもそも成り手に問題が多いと言うのは『この歯医者がヤバい』(幻冬舎新書)の著者でサイトウ歯科医院(東京・渋谷)の斎藤正人院長だ。

「大学の歯学部は医学部に入れなかった挫折者や親のコネ入学が少なくない。定員割れで名前を書けば入学できるような歯学部もあります。ハッキリ言って、知識レベルに不安のある人間が歯科医になっているケースが多いんです」

 斎藤さんの知る歯学部学生には「鶴岡八幡宮」を「つるおか、やはたみや」と読んだり、「静脈」を「せいみゃく」と大真面目に読むツワモノまでいるという。

 2014年、歯学部全29校における国家試験の合格率は63.3%で医学部の国家試験合格率90.8%と比べかなり低い数値だった。最下位の大学にいたっては23.6%で4人に1人しか合格していない。

 こうした学生が何年も国家試験に落ち続けてやっと合格し、歯科医となっているのが現実だ。しかも、その後鍛練する機会は少ないと医療ジャーナリストの田辺功さんは言う。

「ほとんどの一般病院は歯科を併設しておらず、多くの歯科医が開業します。しかも医科のように複数の医師が切磋琢磨することが少なく、歯科医はデタラメ治療がまかりとおりやすい。例えばインプラント治療ではメーカーの講習を2~3日受けただけで施術を始める歯科医もいる。歯科医の質がチェックされないことが最大の問題です」

 現在までインプラント手術中の事故など、歯科関連の重大事故が多々起きている。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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