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妻暴発で夫へのDVが急増 その理由と対処法を専門家が解説

2015年2月24日 07時00分 (2015年2月24日 07時33分 更新)

 今、世間では夫から妻ではなく、妻から夫へのDV(ドメスティック・バイオレンス)が深刻化している。警察庁の調査では、DV被害に関する相談件数は約10年間で女性1.4倍に対し、男性は4.1倍に増加している。2010年まで1000件程度で推移してきた男性の相談件数は、2013年には3281件と3倍超になった。

「妻のDVのきっかけは夫の浮気の発覚や、夫の両親との同居話のストレスといった具体的な引き金がある場合と、40代後半から50代女性に多い更年期障害のイライラから起こる場合とに大別されます」

 離婚110番の代表カウンセラー、澁川良幸氏はこう語る。

「しかし引き金が何であるかはともかく、最近は妻が簡単に暴発する傾向があります。理由はDV防止法の改正で男性の力にNOを突きつけやすくなったこと、そして女性の社会進出が盛んになって男と女は対等なんだという意識が浸透したことが挙げられます。

 また親世代が以前よりも裕福なため、たとえ離婚して出戻っても、住居も経済的援助も確保しやすい。夫に対して開き直りやすくなったことで、行き過ぎた暴言、暴力へ発展するようになったのではないでしょうか」(澁川氏)

 一方で男性は離婚に対する恐怖心が強いようだ。ある離婚相談所によると、DV被害を相談する男性の6~7割が、離婚ではない改善策を望むという。

 かつて妻から腰を踏みつけられたり、何度も蹴られたりしてヘルニアを患った50代の会社員男性も離婚という選択肢は考えていないと語る。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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