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アニメーター「年収110万円」報道はウソ? 平均333万円、最頻値は400万円だった

2015年4月30日 18時36分 (2015年5月8日 13時31分 更新)

日本アニメーター・演出協会が実施した「アニメーション制作者実態調査報告書2015」が、4月29日に公開された。2013年の年間収入は平均332.83万円、最頻値は400万円だった。


この数字は、NHKニュースが28日朝に「アニメ若手制作者 平均年収は110万円余」と報じ、ネットで大きな話題になったものとは乖離がある。どちらが本当なのか。


■職種別集計から「動画」だけをピックアップ



NHKのニュースがネットに公開された途端、各ネットメディアが「過酷な労働環境」「超ブラック」「アニメ業界が抱える闇」などと取り上げ、読者からも「月9万なんてヒドイ」と批判の声があがった。


関係者によると、NHK大阪放送局が若手アニメーターの労働環境の番組取材をする過程で、公表前の「実態調査報告書」を早期入手。28日に大阪で「アニメ制作者 厳しい労働環境」という番組を放送したが、同日に全国配信する際に見出しの変更が行われたようだ。


平均332.8万円では「貧困」のイメージが弱いと判断したのだろうか。報告書別表の職種別クロス集計の中から「動画」に携わる人の平均年間収入111.3万円だけを取り出し、「ほかの産業に比べて極めて低い水準」としている。


■「総作画監督」の平均は563.8万円、「監督」は648.6万円


「動画」とはアニメ制作において、原画と原画の間の連続する一連した動きを作画する工程のこと。画面に動きを出すために、大量の画を描かなくてはならない。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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