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猫バーテンダー グラスやビンを倒したことはない

2016年7月20日 16時00分 (2016年7月20日 16時33分 更新)

『BAR猫』の猫バーテンダー・あくび

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 数多くの飲食店がひしめく東京・上野広小路に、つぶらな瞳のバーテンダーがおもてなししてくれるバーがある。その名は『BAR猫』。

「とはいっても、うちの店は猫がいなかった頃からこの名前なのよ。店主が猫好きでね」

 ズラリと並んだ酒ビンの隙間からスルリと出てきたのは“お酒を作らないバーテンダー”のあくび。お客さんが入ってくるとカウンターの上を軽やかに歩いてお出迎えし、お酒を楽しむ人のひざで甘えたかと思うと、お客さんの隣で彼女専用のグラスから水を飲む。

「飲食店なのに大丈夫なのかですって? なにしろ店名が店名だから、猫が嫌いなお客さまはいらっしゃらないもの」

 猫がいなかった『BAR猫』にあくびがやってきたのは2012年の秋。まだ生後4か月の子猫だった。

「子供の頃からこのお店が遊び場だから、グラスやお酒のビンを倒したことはないわ。ふふん、これは自慢できることのひとつね」

 もうひとつの自慢は、猫好きのお客さんから「こんなに接客してくれる猫には会ったことがない」と言われること。

「店主は『忙しいときに接客を任せられるから助かるわ』って。天職なのかしらね(笑い)」

 小さな小さなバーテンダー猫は今日も、お酒に癒しというエッセンスを加えている。

【プロフィール】
名前:あくび ♀
年齢:3歳
種類:猫(シンガプーラ)
勤務先:BAR猫
職種:お酒を作らないバーテンダー
主な仕事内容:お客さまのお出迎え、遊び相手、お見送り。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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