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人気の食材パクチーが病原菌に感染 静岡県で国内初 拡大のおそれ

2016年11月10日 11時08分 (2016年11月14日 15時07分 更新)

日本ではまだ名前もつけられていないパクチーを狙う病原菌が静岡の畑で発生(提供:静岡県)

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 タイやベトナム料理などで使われる香草「パクチー」。専門の料理店も登場し、女性を中心に人気の食材だが、静岡県の農場で国内ではこれまで確認されたことのない細菌が原因の病気が発生した。海外では欧州や北米、中米、インド、オーストラリアなどで多く、今後拡大するおそれがあるとして、生産者へ注意を呼びかけている。


 静岡県病害虫防除所によると、この病気は「パクチー」や「シャンツァイ(香菜)」の名前で知られる「コリアンダー」が感染するもの。


 今年6月、県内の生産者から葉や茎に水に浸したような褐色の斑点ができたり、枯れたりしているパクチーが見つかったことから、静岡大学で分析した結果、国内ではこれまで報告がなかった細菌が見つかり、「コリアンダー斑点細菌病(仮称)」だと判明した。 


 同大学や名古屋植物防疫所と合同で畑を調べたところ、この生産者が所有する複数の畑で病原菌によるものと疑われる症状が確認されたという。


 農場では、今年から中国産の種を輸入して育てているということで、防除所は種が細菌に感染していた可能性もあるとみて、今後、国内で拡大する可能性があると指摘している。感染したパクチーが市場に流通している可能性は低く、仮に食べても健康には影響がないという。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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