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あの「幽霊ツアー」タクシー会社・三和交通の新企画は「三億円事件」

2016年11月28日 05時55分 (2016年12月1日 06時00分 更新)

 毎年夏に「心霊スポット巡礼ツアー」を行うタクシー会社が、あの「三億円事件」をツアー化する。ガイド付きで、未解決事件の犯人の足取りルートを巡るその最後に、乗客を襲う衝撃シーンを先行公開する!

 その会社こそ、神奈川・東京・埼玉で、タクシー・ハイヤーの営業を行う三和交通である。「心霊ツアー」は、もちろん業界で初の試み。予約開始とともに完売が続く、人気企画だ。

「地元に根づいた仕事ならではのおもしろさで、宣伝を兼ねて、若手の人材を取り込みたいということから、さまざまな企画をしています」

 そう話すのは三和交通の広報担当者。今回の新企画は、東京・府中で起きた戦後最大の窃盗事件として名高い「三億円事件」。まずは事件を振り返ろう。

 1968年(昭和43年)12月10日、東京芝浦電気(現・東芝)の従業員のボーナス約3億円が、銀行から輸送されていた。現在の価値で約10億円だが、輸送車を白バイが止める。

「ダイナマイトが仕掛けられている」

 男はそう言って車両を調べる。突如吹き上がる白煙。

「爆発するぞ! 早く逃げろ!」

 そう叫び銀行員を避難させた男は、白バイを置き去り輸送車ごと逃走した──遺留品が多く、目撃者もいたことで、発生当初は早期解決のムードだった。しかし、遺留品は大量生産されたものや盗難品ばかり。警視庁は威信をかけて、名刑事・平塚八兵衛をも投入したが75年12月10日に公訴時効を迎えた。

 ツアーが行われるのは11月12日から、事件発生日の12月10日までの毎週土曜日という凝りよう。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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