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安倍一強の最大の敵は、民進党ではなく小池百合子

2017年3月10日 17時00分 (2017年3月13日 16時18分 更新)

  それは、普段は姿を現さない自民党内の「安倍派」が一堂に会した瞬間だった。2月15日夜、東京・赤坂の中国料理店「赤坂飯店」で派閥横断の勉強会「きさらぎ会」の新年会が行われた。白い丸テーブルに着席し、歴代首相も好んだフカヒレ入りのスープを前に、首相の安倍晋三は終始、上機嫌だった。日米首脳会談から2日前に帰国したばかりの安倍は挨拶に立つと「日米同盟の新しい時代をつくってきた」と切り出し、トランプ米大統領とのゴルフの秘話を披露。60年前に、当時のアイゼンハワー大統領と祖父の岸信介もゴルフ外交を展開したことも引き合いに出した。祖父は、思うようにいかないショットに「くやしい」と顔をしかめたアイゼンハワーを間近に見て、「人間模様を垣間見られた」と語っていたと述懐した。僅か30分ほどで退席したが、「3期9年」への総裁任期延長正式決定を控え、その顔には強い自信がみなぎっていた。


 きさらぎ会は会長だった元法相・鳩山邦夫の豊富な資金力と人脈で勢力を拡大してきた。鳩山が昨年6月に死去した後、官房長官の菅義偉が顧問に就任、活動を引き継いだ。当然安倍を支えることを基本方針に掲げる。メンバーは約120人とも言われ、最大派閥の「清和研(細田派)」(97人)をも上回る。今や自民党議員の約4分の1は無派閥の中で、菅が差配するきさらぎ会の動きは来年秋の自民党総裁選や「ポスト安倍」の行方を左右する。


■明治改元150年への野心

 安倍が総裁3選を果たせば次の任期が始まるのは来年10月。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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