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LGBT「夫婦」死後も一緒に=新しい形の墓、東京の寺が考案―戸籍の壁越え

2017年3月21日 04時53分 (2017年3月21日 23時57分 更新)

 法的に夫婦と認められないことなどが壁となって没後一緒の墓に入ることができない同性愛者ら性的少数者(LGBT)のカップルのために、東京都江戸川区の證大寺が新しい形の墓を考案した。問い合わせも増えており、同寺は「多様な性に寄り添い、悩む人の助けになりたい」と話す。

 霊園運営や埋葬事情に関する相談や調査をしている全日本墓園協会(東京)の横田睦主任研究員によると、結婚していない人同士の埋葬を禁じる法律はないが、親族が反対したり、問題が起きることを恐れる霊園側が嫌がったりして、親族以外の埋葬例はほとんどないという。発案者で證大寺住職の井上城治さん(43)も「調べた限り、同性カップルで入れる墓はなかった」とし、「戸籍関係に縛られた墓の形を変えたいと思った」と経緯を説明する。

 「全ての人が愛する人と死後も一緒にいて安心できるように」と、井上さんは考案した墓を「&(安堵=あんど)」と名付けた。墓は大理石で、高さ120センチの白い円柱形。遺骨は内部に収める。本名でなく生前使っていた通称を彫り込むこともできる。

 證大寺が運営する千葉、埼玉両県の霊園に専用スペースを用意。将来的に管理を引き継ぐ子や孫がいないことも想定して、2人ともが墓に入ってから約6年で永代供養塔に移して合葬するとした。 

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