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お客様は神様ではなくなり、戦後は終わった

2017年3月23日 07時00分 (2017年3月26日 06時18分 更新)

 親族の介護を手伝っていると、引退した団塊の世代のグループと頻繁にお会いして話すケースが多いのですが、彼らの口から若い人を褒める言葉を聞くことはあまりありません。だいたいが、いまのサービスはなってないとか、若い人はだらしないなどという愚痴か、自分たちが高齢者であるという理由でいかに大事にされていないかという話を繰り返しされるわけですよ。


 実際には、私は息子として老いた母や自力で生活のできない親族を血縁の人間として介護しているわけで、文句を言っている高齢者のかなりの割合は息子夫婦も近寄らないような天涯孤独の老人ばっかりだったりします。そういう愚痴を現役時代からずっと垂れ流して精神論で人様を批判していたらそりゃあ親族だって近寄らないだろうと思うわけですが、こちらも車椅子を押したり老人同士の会話に入るときは暇なので、そういうお年寄りの「ご高説拝聴」となるわけですけれども、コンビニでいらっしゃいませを言われなかったとか、自宅でチャイムがピンポンと鳴ってもたもた玄関先まで歩いていくうちに不在と判断されてしまって配達の人に帰られてしまったなど、そこに文句を言ってもしょうがないだろという話ばかりを聞かされるとこちらも高齢者になった気分になります。



■高齢者にも多い「お客様は神様」という思い込み

 彼らからすると44歳の私も「若い人」のうちに入るわけでして、だいたいが「あなたはいいけど、ほかの若い人をどうにかしてやってくれ」という途方もない要望がぽんぽん飛び出すのが高齢者界隈です。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

コメント 1

  • 匿名さん 通報

    文春砲、こんなところでもぶっぱなしているとは、凄い‼️

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