100+

ホタル族による深刻な健康被害 「吐き気やアレルギーが出る」という人も、「ベランダ喫煙禁止法」目指す動き

2017年5月15日 15時55分 (2017年5月18日 06時31分 更新)

喫煙への規制が強まる中、昨年の秋に「近隣住宅受動喫煙被害者の会」が発足した。マンションのベランダや自宅の庭で喫煙をする、いわゆる「ホタル族」による受動喫煙の被害をなくすことが目的だ。5月19日には概要説明と被害者相談会を開催する。


同会は、今後、日本弁護士連合会に人権救済申し立てを行っていく。また「ベランダ喫煙禁止法」の制定を目指し、厚生労働省国土交通省に申し入れを行うほか、各自治体にも「ベランダ喫煙禁止条例」の制定を求める。


■近隣住民が喫煙していても「やめてほしい」とは言いにくい



同会の担当者は、キャリコネニュースの取材に対し、受動喫煙の被害について次のように語った。



「窓を開けたま煙草を吸ったり、庭で煙草を吸ったりする方がいます。その煙が部屋に入ってくると、『強制受動喫煙』ともいえる状況に置かれます。そのことにストレスを感じている人は多いです。人によっては、咳き込んだり、吐き気がしたり、アレルギーが出てしまう人もいます。こうした症状が出ることを受動喫煙症と言いますが、この症状に苦しんでいる人も少なくありません」


しかし近隣の人が煙草を吸っていても、直接「やめてほしい」とは言いづらいのが現状だ。そのため、法律を制定し、「行政や警察に相談すれば対応してもらえる社会」を作るのが同会の目標だという。



「住宅全般における受動喫煙を規制する法制定を目指しています。その初めの一歩としてベランダでの喫煙を禁止にする法律の制定を目指します」


■「苦情があったときに対応すること義務付ける法律を」


同会の顧問弁護士を務める岡本光樹弁護士は、受動喫煙の被害について次のように語った。



「マンションのベランダで煙草を吸うと、周囲の住居に煙が入ってしまいます。戸建ての住宅でも住宅が密集しているところでは、室内や屋外で吸った煙草の煙が近隣の住居に入ります。また喫煙者の中には換気扇の下で煙草を吸う人もいるようですが、換気扇からの排気が隣の住宅に直撃するという被害も出ています」


ただ現状では、ベランダでの喫煙がすぐに罪に問われることはない。



「マンションの管理規約で禁止されている場合もありますが、管理規約がなければ、原則として喫煙は自由です。しかし近隣住民から繰り返し苦情が来ているのにもかかわらず、喫煙を続けた場合には、民法の不法行為にあたるとして損害賠償を求められることもあります」


実際に、損害賠償の支払いが命じられたケースもある。2012年に名古屋地方裁判所は、70代の男性に、階上の住民に5万円の慰謝料を支払うように命じている。このケースでは、ベランダで喫煙することそのものが違法だとされたわけではなく、あくまでも被害住民からの苦情を無視して喫煙を続けたことが問題となった。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

コメント 100+

  • 匿名さん 通報

    まずは他人に迷惑かけていることを自覚してほしい。

    129
  • 匿名さん 通報

    吸っても平気な人や嗜好品と主張する人には煙草の煙が本当に嫌な人の気持ちはわからないんだろうな

    101
  • 匿名さん 通報

    自分の家を汚したくないから、とかいう理由で非喫煙者に毒ガスを吸わせる蛍族。自己中すぎやしませんか?

    70
  • 匿名さん 通報

    もっと、刑を重くすべき。日本は何かと刑が軽すぎる

    69
  • 匿名さん 通報

    これで吸えなくなった奴等へ。 間違っても 腹いせに ガタガタほざくバカ共の塀や庭にクソ垂れんなよ? しかしまあ、世も末だな?┐( ̄ヘ ̄)┌

    30
コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!

注目の商品