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犬の新型インフルエンザ 感染拡大のおそれ「ドッグショーが原因?」米国

2017年6月2日 09時21分 (2017年6月6日 10時07分 更新)

犬もインフルエンザにかかる(University of Florida Veterinary Hospitals)

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 あなたの飼い犬が咳やクシャミを始めたら、最初は風邪をひいたかな?と思うかもしれない。でも熱や鼻水を伴う症状が何日間も続いたら…一度、インフルエンザを疑ってほしい。



 米フロリダ大学の動物病院は31日、フロリダ州内で飼われている12匹以上の犬から、インフルエンザAウイルスが検出されたと発表した。感染源は、健康な犬しか出場できないドッグショーの可能性が高いという。



 検出されたAウイルスは「H3N2型」のインフルエンザウイルス。犬のインフルエンザとはあまり聞き馴染みがないが、2004年の「H3N8」に続いて、2007年に韓国で今回のウイルスが見つかった。



 米疾病予防管理センター(CDC)によると、このウイルスは韓国や中国で感染が拡大し、2015年までに1000頭を超える犬が感染。その後、米中西部に飛び火してイリノイ州のシカゴやウィスコンシン州、オハイオ州などで6匹の死亡が確認されているが、ウイルス自体が新しいので、獣医によっては認知していない可能性も高く、潜在的な感染数はもっと多いかもしれない。



 2015年の米国上陸から約2年ぶりに発生したフロリダ州のケースでは、大学によると、最近フロリダ州とジョージア州で開催されたドッグショーの会場にいた犬が感染源の可能性が高く、今後、拡大のおそれがあると懸念される。



 これまで「H3N2型」がヒトに感染したケースは報告されていないが、ウイルスが突然変異する可能性はゼロではなく、また犬から猫にうつった例もあるという。



 フロリダ大学によると、感染後しばらくは高熱が出て、食欲がなくなり、眠る時間が増えて、クシャミや咳、鼻水の症状が出るという。ほとんどの犬は2週間程度で回復するが、高齢だったり、呼吸器に持病があるなど、20%近くの犬が肺炎を併発しているので、気になる症状があれば、すぐに獣医にかかってほしいという。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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