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静岡・吉田町の驚きの「働き方改革」、夏休み10日ほどに縮小

2017年6月20日 01時04分 (2017年6月20日 02時20分 更新)
 
 子どもたちが楽しみにしている夏休みですが、日数を大幅に縮小しようという動きが出ています。ある地域では、夏休みがたった10日間程度に。一体どうしてなんでしょうか。
 19日午後7時過ぎ、静岡県の吉田町で開かれた小中学校の保護者向け説明会。ここで告げられたのは、来年度から公立の小中学校で夏休みなどの長期休暇を大幅に減らす計画です。大胆な取り組みの背景は、教員の働き方にあります。

 吉田町立中央小学校に勤める増田真弓教諭、5年生の担任です。給食の時間、増田教諭は児童らと一緒に食べ始めたものの、食事の時間は、わずか10分です。

 「本読みカードと学習カードのおうちの人からのコメントを見て返事を書いたり、子どもたちの様子を見てる」(増田真弓教諭)

 宿題の添削や保護者への連絡など、やるべき仕事はいっぱいで、教員には、事実上、休み時間がありません。午後3時頃に授業が終わってもここからは別の仕事が。6年生の陸上大会の指導に、教員が集まっての会議。結局、この日仕事を終えたのは、定時退庁時刻を3時間超えた午後7時半でした。

 「小さい子どもがいるので家で仕事をしたくないが、できなかった分は(家に)持って帰ります」(増田真弓教諭)

 吉田町の教員の残業時間は一月に小学校で平均60時間、中学校では90時間にも及びます。

 「(中学校の)先生の6割が厚生労働省の言う過労死ライン。多忙化を解消しなければ、授業のための準備時間が減っていく」(静岡・吉田町 田村典彦町長)

 教員が忙しくなることで、授業の質が落ちることを懸念した吉田町は、独自の教育改革を断行することに決めたのです。
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