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松戸市長・本郷谷健次インタビュー「財政力競争になれば、東京に保育士を取られてしまう」――どうする保育園 #5

2017年8月18日 11時00分 (2017年8月19日 10時41分 更新)

 都内への交通アクセスがよく、「共働き子育てしやすい街~地方編」(日経DUAL発表)のランキングで5位と評価されている千葉県松戸市。首都圏では様々な自治体で保育士の争奪戦になっているが、松戸市では先取りのサービスも実施するなど独自の取り組みをしている。


 東京に近い首都圏の苦悩を本郷谷健次市長(68)に聞いた。


■待機児童はゼロになったけれど……

――待機児童の現状認識をお願いします。


本郷谷 女性も社会参加するようになり、社会で子どもを育てる体制を組まなければなりません。共働きをしないと生活が苦しいという現状もあります。市としては子育て政策を先取りするくらいの気持ちでやっています。待機児童対策というよりも、社会で子どもを育てる環境を整備していきます。


 現実の課題としては、子どもたちの保育園への入所申し込みが毎年500人増えていること。つまり、定員を500人増やしても、待機児童数はそのままです。しかし先取りの政策をすることで、2年前から待機児童がゼロになりました。ただ、これは国の基準であり、実際には要望している人がみんな保育園に入れている状態ではありません。



――年齢によってもニーズは違いますか?


本郷谷 保育園に入所した子どもの割合を年齢別に見ますと、0歳で15%、1~2歳が35%です。3~5歳では(幼稚園とあわせて)95%。3~5歳の内訳は、35%が保育園、幼稚園が60%。3歳以上は対応する施設が充実しています。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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