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「もう疲れました、許してください」パワハラ、長時間労働に奪われる若者の命

2017年9月19日 19時00分 (2017年9月20日 18時47分 更新)

 2012年のクリスマスイブ。ポスティング会社でアルバイトをしていた松原篤也さん(享年19)が遺体で発見された。両親は、直前の叱責が自殺の理由ではないかと考え、会社を相手に5000万円の損害賠償訴訟を起こした。



 争点はパワーハラスメント(パワハラ)があったのか否か。しかし、裁判所は認めず、訴えを棄却。立証の難しさを示した。



「息子さんらしき人が見つかりました」



 行方不明の篤也さんが遺体となって見つかったと、実家の両親のもとへ警察から電話があった。「嘘じゃないか」と思った父親の嘉彦さん(仮名=50代)だが、その日のうちに妻と東京へ向かった。クリスマスイブで浮かれる街。そんな中で両親は警察署に向かい篤也さんを確認する。財布には96円。保険証とスイカカードがあった。



 篤也さんは漫画家を目指し11月に上京。友人宅を転々とした後、ひとり暮らしを始めた。12月10日にポスティング会社の面接を受け、翌11日から勤務。



《契約は無事終わった。これから本格的にスタート》



 こんなメールを父親に送っていた。また、12日には《早く終わらせようとすると、めちゃくちゃきついポスティング》、13日には《ちょっと慣れてきた》ともメールしていた。



 しかし、14日に連絡が途絶える。不審に思った母親が篤也さんのアパートの大家に電話をすると、帰宅していない。嘉彦さんがアルバイト先へ出向いたら、「チラシは見つかりましたか?」。会社はチラシの行方を気にしていた。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

コメント 74

  • 匿名さん 通報

    責任者に重い罰を与え、財産を没収せよ。

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  • 匿名さん 通報

    せめて労働条件、契約くらい守ってくれ

    33
  • 匿名さん 通報

    Mさんの証言が信用性ないとか。高い金払っていい弁護士雇った方が勝つ裁判ならやる意味ない!こうなってくると裁判官まで共犯者に見えてくる。

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  • 匿名さん 通報

    嫌なら仕事辞めても良いんだとは考えにくいんでしょうね。ブラック会社は辞めさせないようにするところが多く「辞めたら負け犬」「親に連絡する」とか言うからね。

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  • 匿名さん 通報

    あと何人こういう報道が出れば、こうした痛ましいニュースを見聞きしなくてすむでしょうか?←今のままだともっと増えると思う。

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