懲りない亀田興毅 次戦もやっぱり“勝てる相手”と防衛戦!

2012年2月9日 18時30分

 プロボクシングの亀田ジムが、亀田三兄弟の長男でWBA世界バンタム級王者・亀田興毅(25=亀田)の4度目の防衛戦を、4月4日、神奈川・横浜アリーナで行うことを発表した。挑戦者は同級12位のノルディー・マナカネ(28=インドネシア)。

 もはや、あきれるしかない。今度こそはと期待された興毅のV4戦だが、彼が懲りることはなかった。10年12・26さいたまで同級5位のアレクサンドル・ムニョス(ベネズエラ)との王座決定戦を制し、同王座を奪取した興毅。以降、昨年、選んできた挑戦者はV1戦(5・7大阪)でランキング14位のダニエル・ディアス(ニカラグア)、V2戦(8・31日本武道館)でランキング8位のデビッド・デラモラ(メキシコ)、V3戦(12・7大阪)でランキング12位のマリオ・マシアス(メキシコ)と無名のランキング下位の選手ばかり。

 だが、V4戦は指名試合とあって、いよいよ逃げられないと思われていた。ところが、対戦を予定していたWBA同級暫定王者のウーゴ・ルイス(メキシコ)が、3月中旬に国内での試合を計画しているため、交渉は1月下旬に決裂した。そのため、WBAは年内に指名試合を行うよう求めた一方で、日程に余裕がないことから、次戦は相手を自由に選べる選択試合で構わないとした。

 そこで、亀田陣営が選んできた相手が、またもランキング下位の無名選手であるマナカネ。先のV3戦の挑戦者は、あまりにもお粗末で、とても世界戦を闘うようなレベルではなかった。マナカネは現在7連続KO勝利中というが、戦績は35戦24勝(15KO)10敗1分けと極めて平凡なもので、世界タイトルに挑戦できるような実績がないことは明らか。まさしく、今回も勝てる相手を招へいしての防衛戦となる。交渉日程に余裕がなかった点は割り引くとしても、もう少しランキング上位の選手を選択すべきである。興毅は「レベルの違いを見せつけて完勝する」と語ったが、そもそも、「レベルが違う相手など連れてくるな」という話である。

 興毅は防衛に成功した後のV5戦について、5階級を制覇したWBO世界バンタム級王者のホルヘ・アルセの名を挙げ、「夏ぐらいに統一戦をやりたい。ロスかニューヨークで」と大きな花火を打ち上げたが、これまでの経緯を考えると説得力に乏しかった。

 なお、4・4横浜での同興行では昨年8月にWBA世界スーパーフライ級王座を奪取しながら、右目の負傷で休養王者とされた清水智信(30=金子)と、同級正規王者のテーパリット・ゴーキャットジム(タイ)の王座統一戦を行う方向で調整中。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

  • Yahoo!ブックマークに登録
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • シェアする
  • Check

関連するエキサイトニュースの記事

注目の商品

 エンゼルス戦の6回、一ゴロに倒れるマリナーズのイチロー=セーフコ・フィールド(共同)

イチローは4打数無安打 川崎は出場せず

携帯電話でニュースをチェック!
携帯ポータルサイト「エキサイトモバイル」