幸せホルモンが分泌!? 二度寝が気持ちいい理由とは?

2010年9月15日 15時37分 (2010年9月17日 16時13分 更新)
起きなくちゃいけないとわかっているものの、気持ちよくってついついしちゃう二度寝。なぜ、あんなにも気持ちがいいのでしょうか。日本睡眠学会の坪田聡さんに聞いてみました。

「二度寝は、脳が起きている“レム睡眠”状態。体は眠っているので、外界から受ける刺激がソフトに感じられます。枕や布団の感触がいつもより柔らかく、心地よく感じられるのはこのためです」

なるほど。そう言われると確かに、枕や布団の柔らかさを特に感じるのって、二度寝のときのような気がします。

「ほかにも理由はあります。人間の体は、眠りから覚めるタイミングになるとコチゾールというホルモンを分泌します。コチゾールにはストレスを和らげるほか、幸せな気持ちを高める働きもあります」

二度寝で妙に幸せな気分になれるのは、コチゾールによる影響もあるんですね。でも、二度寝から覚めたあとは頭がボーッとすることも多くて……。ひょっとして、目覚めや、起きたあとの仕事の効率に悪影響を及ぼしたりしていないでしょうか?

「人間は、体が眠る“レム睡眠”と、脳が眠る“ノンレム睡眠”を合わせて約1時間半の周期でくり返しながら眠ります。二度寝はレム睡眠状態なので比較的すっきりと目覚められるため、特に悪い影響はありません」

それなら安心です! でも、二度寝のせいで遅刻ギリギリになってしまうこともあって……。二度寝しないで、すっきりと目覚められる方法はないでしょうか。

「人間は太陽の光を浴びることで、全身が目覚める性質を持っています。できればカーテンやブラインドを少しでも開け、寝室に朝日が入る状態にしてからベッドに入りましょう。タイマー設定で起床時間に部屋の照明を明るくなるように設定するのも効果があります」

日当たりの悪い部屋に住んでいたり、照明にタイマー機能がない場合は……。

「休日に寝だめしていないかをチェックしてみてください。平日の睡眠不足を補うための寝だめは、平日に二度寝しやすい上に、仕事が憂鬱になるブルーマンデー症候群の原因にもなります。週明けへの憂鬱を減らすためにも、週末は平日の起床時刻+2時間以内にはベッドから出るようにしましょう」

二度寝の甘い誘惑にひれ伏してしまうことも多い筆者。まずは、休日の寝だめをやめることからはじめてみようと思います!

All About「睡眠」
http://allabout.co.jp/gm/gt/111/

吉住夏樹/プレスラボ)

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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