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歳を取ると心を忘れる!? 意外なアメリカの離婚原因1位

2011年10月21日 21時00分 (2011年10月29日 08時45分 更新)

アメリカの離婚原因って、どんなものがあると思いますか?

『性格の不一致』なんてあいまいな理由ではなく、かなりリアルな調査結果が出ています。アメリカの全国紙USA TODAYのニュースサイトから、離婚原因と、離婚に至る心の過程をお送りいたします。

 

ミネソタ大学教授で結婚・家族セラピストのウィリアム・ドハーティ氏は、離婚に至るまでの両者の心理について「我々が考えるより、ずっと多くの葛藤があるものなんです」と語ります。

ドハーティ教授は、アメリカ・ミネソタ州で離婚の申し立てをした2,484組の子どものいるカップルを調査し、正式に離婚するか、もう一度やり直すかをどのように決定するかについての実態を明らかにしました。

調査対象のうち、約4分の1のカップルはまだ結婚生活を続ける可能性があると考えており、そのうちの329組は、カップルの双方が調停に関心を持っていました。

2009~2010年に追加調査を行い、ミネソタ州で離婚の申し立てをした886組に、離婚に至る重要な要因を聞き取りました。要因の1位となったのは「気持ちが次第に離れた」ことで、全体の55%が挙げています。

2位は「一緒に話ができなくなった」ことで53%が、「浮気」は34%が離婚の要因になったと挙げています。

「相手に充分な関心がなくなること」と「相手の親族との問題」は、結婚生活へと戻ることの可能な要因であるとドハーティ教授は指摘しています。また「浮気」も、調停を拒絶する要因ではないとのことです。

ブリガム・ヤング大学のアラン・ホーキンス教授は、離婚原因の調査は多々あっても、離婚に至る思考過程の調査は存在しなかったと言います。

 

アイリス・クラスノー氏は著書『The Secret Lives of Wives: Women Share What It Really Takes to Stay Married(妻たちの秘密の生活―結婚を続けるために実際に必要なことを女性達が語り合う)』で、200人以上の女性にインタビューし、次のようなコメントにまとめています。

「離婚することは、考えていたよりもずっと強く人の心をかき回すものだと気がついた。(中略)2度目の結婚は、1度目より幸せなものではなく、多くの場合、別の相手と同じ問題に苦しむことになる」

現代の結婚生活は、前の時代よりも性別の平等に関心が高いと言われています。ドハーティ教授は「結婚生活に多大な期待を持つ時代なのですが、男女が平等な結婚生活を求めるのに必要なスキルを備えるに至っていないのです」と警鐘を鳴らしています。

 

■“子どもが18歳未満”で夫婦が離婚したカップル886組に聞く『離婚に至る重要な要因をすべて』 @アメリカ・ミネソタ州ミネアポリス地区

1位:気持ちが次第に離れた・・・55%

2位:一緒に話ができなくなった・・・52.7%

3位:相手のお金使い・・・40.3%

4位:相手の個人的理由・・・36.8%

5位:充分な関心がなくなった・・・34.1%

6位:浮気・・・34%

7位:性的な問題・・・24.4%

8位:好みの不一致・・・23.3%

9位:アルコールや薬物の問題・・・22.1%

10位:家事・家庭での責任の問題・・・21.3%

11位:子どもの養育に関する意見の相違・・・19.9%

12位:相手の余暇活動・・・18.3%

13位:相手の親族との関係・・・17.8%

14位:子どもの養育責任の問題・・・16.5%

15位:相手の働きすぎ・・・9.1%

16位:宗教上の相違・・・8.6%

 

いかがでしたか? 離婚の一番の原因は、浮気やセックス、お金の問題だけでなく、意外に“心”に焦点があたっているものなのですね。

やっぱり、離婚するにしても、元の鞘に納まるにしても、お互いのコミュニケーションが鍵になるということかもしれませんね。

 

【参考】

Some couples pull back from the edge of divorce – USATODAY.com

【画像】

写真提供:ペイレスイメージズ

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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